北海道で人気な廃線跡巡り。昔懐かしい駅や列車を見に足を運ぶ人も多いですよね。
今回はGoogleマップで評価の高いおすすめの廃線跡10選を紹介していきます。

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上士幌町鉄道資料館

上士幌町鉄道資料館は1987年に廃線になった旧国鉄士幌線の線路図、歴史、ジオラマなどの資料が展示されている資料館です。士幌駅の使用されていた当時の運転席から撮影した映像の放映なども行われています。

廃線跡ではないですが、廃線跡巡りが好きな方には是非訪れてほしい資料館です。

夏には資料館の横で旧国鉄士幌線の鉄路を再現した「ひがし大雪高原鉄道」の運行もしていますよ!

住所:北海道河東郡上士幌町ぬかびら源泉郷
電話:01564−4−2041
開館時間:9:00〜16:00
駐車場:有り
入館料:100円

旧標津線奥行臼駅跡

別海町の指定文化財でもある奥行臼駅跡はかつて北海道旅客鉄道標津線の駅でしたが、標津線の廃止に伴って廃駅となりました。

現在は木造の駅舎や詰所が廃線時のまま保存されていて、撤去されたレールは新たに復元した状態で敷設されています。また、貨物ホームの先には春別駅跡から移築した職員用の風呂場が設置されています。

国の指定史跡で、北海道の指定有形文化財でもある「旧奥行臼駅逓所」や「旧別海村営軌道風蓮線奥行臼停留所跡」なども徒歩圏内にありますので、時間があれば訪れてみるのも楽しいでしょう。

そちらには自走客車や機関車、貨物車なども保存されています。

住所:北海道野付郡別海町奥行16番地29
電話:01537−5−2111
営業時間:10:00〜16:30
駐車場:有り
入場料:無料

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旧上砂川駅駅舎(悲別駅)

旧上砂川駅駅舎は北海道上砂川町にかつて存在したJR北海道の駅です。
別名は非別駅で、これは倉本聰脚本のドラマである「昨日、非別で」において、上砂川町と旧上砂川駅駅舎が架空の土地「非別」として使用されていたから。

そのためロケ当時の写真なども展示されているほか、駅舎の正面には「非別駅」の看板もかかっていますよ。

住所:北海道空知郡上砂川町北1条1丁目2番
電話:0125―62ー2011
営業時間:9:00〜17:00
駐車場:有り
入場料:無料

幌内線唐松駅跡

かつて北海道三笠市唐松町にあった唐松駅は北海道旅客鉄道幌内線の駅です。

廃駅後は放置され、荒れていた唐松駅は地元住民の有志によって保護され、現在も旧唐松駅舎美観運動有志によって管理されています。

待合室の中には現役時代のSLの写真や、唐松駅を紹介した新聞などのコピーが展示されているほか、地元の子どもたちの描いた絵なども展示されています。

線路などは撤去されているため、現在見ることができるのは駅舎のみですが、それでも駅が使用されていた当時の様子を垣間見ることができます。

住所:北海道三笠市唐松町1丁目
電話番号:―
営業時間:24時間営業
駐車場:無し(近くに道の駅がありますので、車で訪れる際はそちらを利用するといいかもしれません)
入場料:無料

手宮線跡

手宮線跡は北海道発の鉄道である、官営幌内鉄道の一部です。
2018年には小樽の鉄道遺産に選定されており、同時に経済産業省の近代化産業遺産にも登録されています。

「小樽雪あかりの路」などに使用するイベント会場としても親しまれていて、一部保存されて残っている線路の上は立ち入って写真を撮ることもできます。

また、手宮線でかつて使われていた蒸気機関車や日本銀行の現金輸送車などを展示している小樽市総合博物館は、手宮駅跡を本館として使用していますので、是非立ち寄ってみてください。

住所:北海道小樽市色内1−13・14
電話番号:0134−33−2510
営業時間:24時間営業
駐車場:無し(JR小樽駅から徒歩6分)
入場料:無料

大夕張鉄道 南大夕張駅跡

大夕張鉄道の南大夕張駅は北海道夕張市南部大宮町にあった三菱石炭工業大夕張鉄道線の駅でしたが、大夕張鉄道線の廃止に伴って廃駅となりました。

2007年には経済産業省近代産業遺産に認定されています。

駅舎は解体されて、もう見ることはできないのですが、ホームは保存されており、客車、ラッセル車、石炭車など国内最古の車両が数個展示されています。

住所:北海道夕張市南部大宮町121番地
電話番号:―(三菱大夕張鉄道保存会公式ホームページからも問い合わせをすることができます)
営業時間:24時間営業
駐車場:有り
入場料:無料

旧名寄本線 紋別駅跡

紋別駅はかつて存在した北海道の旅客鉄道名寄本線の駅の一つです。
廃液となったのは平和元年ですので、比較的最近まで使用されていた駅であると言えるでしょう。

駅の敷地の大部分は新しい建物が立っているため、駅舎などが保存されているわけではなく、紋別駅がそこに存在したことを示すものは少ないですが、鉄道の駅名標などが残っています。

住所:北海道紋別市幸町5丁目1
電話番号:―
営業時間:24時間営業
駐車場:有り
入場料:―

夕張鉄道 新二岐駅跡

新二岐駅は北海道の夕張鉄道の廃駅です。現在駅舎は保存されてはいるものの、朽ちている部分もあって状態が良いわけではありませんが、当時の雰囲気を感じることはできるでしょう。

住所:北海道夕張郡栗山町日出
電話番号:0123―72―1111
営業時間:24時間営業
駐車場:有り
入場料:無料

士幌線幌加駅跡

幌加駅はかつての日本国有鉄道士幌線の駅です。

駅舎などは残っておらず、現在はプラットホームと線路が残るのみですが、ポイントを手動で動かすこのできる貴重な鉄道の跡地となっています。

また、保存団体によってレプリカの駅名標が設置されています。

駅のある場所はかなり自然の中で虫も多いため、きちんと対策をした上、歩きやすい靴で訪れてみてくださいね!

住所:北海道河東郡上士幌町幌加
電話番号:01564−2−2111
営業時間:24時間営業
駐車場:無し
入場料:無料

広尾線愛国駅跡

愛国駅は日本国有鉄道の広尾線の駅です。

同じ線に幸福駅というものもあり、「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズと共にブームが起こったこともあったので、知っている方も多いのではないでしょうか?

愛国駅の駅舎は改修されていて、交通記念館となっており、現役時代の切符やパネル、蒸気機関車などが展示されています。

また、駅舎の前には「幸福ゆき」の切符をかたどったモニュメントもあります。

住所:北海道帯広士愛国町基線39−40
電話番号:0155−24−4111
営業時間:9:00〜17:00
駐車場:有り
入場料:無料

まとめ

この記事で紹介した廃線跡は、どれもノスタルジックな雰囲気を感じることのできるものばかりでしたね!

しかし、一部のスポットは冬季期間中は公開していないこともありますので、最新情報を調べてから訪れてみてください。
是非たくさんの廃線跡に実際に行って、昔の面影に思いを馳せて見てくださいね!

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