「残暑見舞いって、いつまでに送ればいいの?」
「8月末まで?それとも9月に入っても大丈夫?」
「暑中見舞いとの違いがよくわからない……」
夏の挨拶としておなじみの残暑見舞いですが、いざ送ろうとすると迷うのが**「いつからいつまでなのか」**という問題です。
結論からいうと、残暑見舞いは一般的に立秋を過ぎてから8月末ごろまでを目安に送ります。
2026年の立秋は8月7日なので、2026年の残暑見舞いは8月7日ごろから8月31日ごろまでを一つの目安にするとわかりやすいでしょう。
ただし、残暑見舞いには「この日を1日でも過ぎたら絶対に送ってはいけない」という法律上の期限があるわけではありません。
この記事では、残暑見舞いはいつまでなのか、暑中見舞いとの違い、9月になってしまった場合の対処法などをわかりやすく解説します。

残暑見舞いはいつまで?基本は8月末まで
残暑見舞いを送る時期は、一般的に立秋から8月末ごろまでとされています。
つまり、ざっくり覚えるなら、
「立秋を過ぎたら残暑見舞い、8月中には届ける」
と考えるとわかりやすいでしょう。
「残暑」という言葉から、
「暑さが残っている間なら9月でも10月でもいいのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、残暑見舞いは単に気温だけで決めるものではありません。
暦の上では秋を迎えた後に、まだ続いている暑さの中で相手の健康を気遣う季節の挨拶です。
そのため、実際には猛暑が続いていたとしても、一般的には8月中を目安に送るのが無難です。
2026年の残暑見舞いはいつからいつまで?
2026年の立秋は8月7日です。
したがって、2026年に残暑見舞いを送るなら、
8月7日ごろ~8月31日ごろ
を目安にするといいでしょう。
ただし、重要なのは「8月31日にポストへ投函すればいい」ということではありません。
残暑見舞いは相手への季節の挨拶ですから、できれば相手に届く日を考えて早めに投函するのがおすすめです。
特に遠方へ送る場合は余裕を持ちましょう。
暑中見舞いと残暑見舞いは何が違う?
暑中見舞いと残暑見舞いは、どちらも夏の暑さの中で相手の健康を気遣う挨拶です。
大きな違いは送る時期にあります。
一般的には、
立秋より前 → 暑中見舞い
立秋以降 → 残暑見舞い
と覚えておくと簡単です。
たとえば8月上旬にハガキを書いていても、相手に届く時期が立秋を過ぎる場合は「残暑見舞い」とするほうが自然です。
「8月だから暑中見舞い」と判断するのではなく、立秋を境目に呼び方が変わると覚えておきましょう。
「暑中お見舞い申し上げます」はいつまで使える?
暑中見舞いの書き出しとして定番なのが、
「暑中お見舞い申し上げます」
という言葉です。
こちらも基本的には立秋を迎えるまで。
立秋以降は、
「残暑お見舞い申し上げます」
に変更します。
実際の気温が35℃を超える猛暑日だったとしても、暦の上で立秋を迎えた後なら「残暑見舞い」とするのが一般的です。
残暑見舞いは9月に入っても送っていい?
ここが一番気になる人も多いでしょう。
「忙しくしていたら8月が終わってしまった!」
「9月1日に気づいたけど、もう残暑見舞いは送れない?」
結論として、9月に入ってから残暑見舞いを送るのは、一般的な時期からは外れてきます。
地域や考え方によっては9月上旬ごろまでを目安とする場合もありますが、ビジネスや目上の人への挨拶なら、8月中に届けることを意識したほうが無難でしょう。
9月になってしまった場合は、無理に「残暑見舞い」という形式にせず、季節に合った通常の挨拶状として送る方法があります。
残暑見舞いが9月になった場合はどう書けばいい?
9月になってしまった場合は、季節の挨拶を使って自然な文章にできます。
たとえば、
「初秋の候、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます」
といった書き出しです。
親しい相手なら、
「9月を迎えましたが、まだ暑い日が続いていますね」
など、堅苦しくない文章でもいいでしょう。
大切なのは「残暑見舞い」という形式に無理にこだわることではなく、相手を気遣う気持ちを、その時期に合った表現で伝えることです。
9月でも猛暑なら「残暑見舞い」でいいの?
近年は9月に入っても35℃前後の厳しい暑さになることがあります。
「これだけ暑いなら残暑見舞いでもいいのでは?」
と思いますよね。
確かに「残暑」という言葉自体は、立秋を過ぎても残る暑さを意味します。
ただ、季節の挨拶には慣習があります。
気温だけを基準に、
「暑いから10月でも残暑見舞い」
とはなりません。
特にビジネス文書では、暦や一般的な慣習に合わせることをおすすめします。
残暑見舞いを出すのが遅れたら失礼?
数日遅れたからといって、それだけで相手に大変失礼になるとは限りません。
むしろ、
「期限を過ぎたから、もう何も送らない」
よりも、季節に合った挨拶に変更して相手を気遣うほうが自然なケースもあります。
ただし、取引先や上司、恩師などに送る場合は注意しましょう。
季節の挨拶はマナーを重視する人もいるため、8月中に届くよう早めに準備するのが安心です。
残暑見舞いの返事はいつまで?
残暑見舞いを受け取った場合、
「返事を出したほうがいいの?」
と迷うこともあります。
必ず返事をしなければならないものではありませんが、丁寧に対応したい場合は、できるだけ早く返すといいでしょう。
8月中であれば、同じように「残暑お見舞い申し上げます」という形で返せます。
問題は8月末に受け取った場合です。
返事が9月になりそうなら、「残暑見舞い」という形式にこだわらず、季節の挨拶を添えたお礼状にすると自然です。
残暑見舞いの基本的な書き方
残暑見舞いは難しく考える必要はありません。
基本的には、
季節の挨拶 → 相手を気遣う言葉 → 自分の近況 → 結び
という流れで書くとまとまりやすくなります。
たとえば、一般的な文章なら次のようなイメージです。
残暑お見舞い申し上げます。
厳しい暑さが続いておりますが、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。
おかげさまで私どもも元気に過ごしております。
まだしばらく暑い日が続きそうですので、どうぞお身体を大切にお過ごしください。
親しい相手なら、もっとカジュアルな文章でも問題ありません。
ビジネスで使える残暑見舞いの例文
取引先などに送る場合は、少し丁寧な表現にします。
残暑お見舞い申し上げます。
立秋とは名ばかりの厳しい暑さが続いておりますが、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
暑さ厳しき折、皆様のご健康とますますのご発展をお祈り申し上げます。
相手との関係性に合わせて文章を調整するといいでしょう。
友人に送る残暑見舞いの例文
友人なら、形式ばった文章にする必要はありません。
残暑お見舞い申し上げます!
毎日暑いけど元気にしていますか?
こちらは家族みんな元気に過ごしています。
まだまだ暑い日が続きそうなので、体調には気をつけてね。
また涼しくなったら会いましょう!
このくらいのカジュアルさでも、十分に気持ちは伝わります。
残暑見舞いに「令和8年 盛夏」と書くのは間違い?
日付の部分にも注意したいポイントがあります。
暑中見舞いでは「盛夏」という表現を見かけますが、残暑見舞いでは**「晩夏」「立秋」「葉月」**など、時期に合った表現が使われます。
たとえば、
令和8年 晩夏
などと書く方法があります。
もちろん、具体的に「令和8年8月」と記載しても構いません。
文章全体の雰囲気に合わせて選びましょう。
残暑見舞いをメールやLINEで送ってもいい?
親しい友人や家族であれば、メールやLINEなどで夏の挨拶を送るのも珍しくありません。
たとえば、
「残暑お見舞い申し上げます!まだまだ暑いけど元気?体調に気をつけてね」
くらいでも十分です。
一方、目上の人や取引先の場合は、相手との関係や会社の慣習を考える必要があります。
普段からメールでやり取りしている相手なら、メールで季節の挨拶をすることもできます。
大切なのは、媒体よりも相手との関係性に合った方法を選ぶことです。
残暑見舞いを送るときに気をつけたいこと
残暑見舞いを送るなら、次のポイントを覚えておくと安心です。
- 立秋以降は「暑中見舞い」ではなく「残暑見舞い」にする
- 基本的には8月末までを目安に届ける
- 9月になったら通常の季節の挨拶も検討する
- 相手の健康を気遣う文章を入れる
- ビジネスでは余裕を持って発送する
特に覚えておきたいのは、ポストへ投函する日ではなく、相手に届く時期を意識することです。
8月末ギリギリになった場合は注意しましょう。
残暑見舞いはいつまで?まとめ
残暑見舞いは一般的に、立秋から8月末ごろまでを目安に送ります。
2026年の場合は立秋が8月7日なので、
2026年8月7日ごろ~8月31日ごろ
を一つの目安にするとわかりやすいでしょう。
覚え方は簡単です。
立秋より前 → 暑中見舞い
立秋以降 → 残暑見舞い
9月に入ったら → 時期に合った季節の挨拶を検討
近年は9月になっても真夏のような暑さが続くことがありますが、残暑見舞いは気温だけではなく暦や慣習を意識して送ります。
もし8月末ギリギリになってしまったら、無理に急いで残暑見舞いを出すより、9月に入ってから季節に合った挨拶状として送る方法もあります。
残暑見舞いで一番大切なのは、形式だけではありません。
「暑い日が続いていますが、元気にしていますか?」
という相手への気遣いです。
時期と基本的なマナーを押さえて、気持ちの伝わる夏の挨拶を送りましょう。





