朝寝坊しないよう寝る前に目覚まし時計をセットする人は少なくないと思います。

ところが、なぜか目覚ましが聞こえなくて起きられなかった。
そんな経験はありませんか?

確かに目覚ましはかけたはずなのに・・・

そこで、目覚ましが聞こえない原因と対策について解説したいと思います。

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目覚ましが聞こえない原因は?

目覚ましは大きな音が鳴る仕組み。
電池が切れていたり、故障していない限り、アラームは鳴っているはず。

では、なぜ聞こえないのでしょうか?

睡眠リズムの乱れ

これは睡眠に問題があるとしか考えられません。
何らかの原因できちんと眠れていないからです。

睡眠のリズムが乱れると、朝方に急に眠りが深くなることがあります。
その結果、目覚ましが鳴っても聞こえないのです。

体内時計の狂い

人間の身体は朝起きて夜眠ることでリズムが保たれます。

毎朝同じ時間に寝て毎夜同じ時間に寝る。
規則正しい睡眠によって体内時計が整えられます。

睡眠に狂いが生じると、朝目覚ましが聞こえない原因となるのです。

覚ましが聞こえない原因は睡眠の質の低下だけではありません。

起床障害という病気の可能性もあります。

起床障害とは?

起床障害とは、朝起きることが難しくなってしまう睡眠障害の一つ。
起立性調節障害という自律神経の病気です。

起立性調節障害になりやすい人

・もともと朝が苦手という自覚があり、立ちくらみをよく感じる人
・低血圧の人
・不規則な生活を送っていたり、ストレスの多い環境にいる人
・責任感が強く真面目な性格の人
・天気や気圧の影響で体調が悪くなる人

起床障害を発症すると、朝なかなか起きられなくなります。

特に午前中に症状が強く出るため、朝寝坊してしまうことが多くなります。
立ちくらみ、めまい、頭痛、動悸などの症状なども出ます。

ただ午後からは症状が回復することが多いため、自分では症状に気付きにくいという特徴があります。

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起立性調節障害の治療法

ストレスを取り除く

ストレスを強く感じている場合は心理療法を行います。
臨床心理士や専門の医師によってカウンセリングを行い、日常生活や食生活などを指導していきます。

薬物による治療

起立性調節障害を改善するには、血管を収縮させたり、交感神経の作用を高めて血圧を上げる薬がよく用いられます。
服薬期間は数週間~数か月。効果が出るまでにはある程度の時間がかかります。

まとめ

ということで、目覚ましが聞こえない原因について解説しました。

多くの場合、睡眠の質の低下による自律神経の乱れが原因なので、規則正しい生活を送ることで是正されます。

また、ストレスも大敵ですので、心穏やかに過ごせるよう努めましょう。

それでも解消されないときは医師の診断を受けましょう。

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