バンザイ寝とは、両手を上げて寝る姿勢のことです。
赤ちゃんはこの寝姿勢で呼吸や体温の調整をしていますが、大人がバンザイ寝をする場合は、身体の不調のサインかもしれません。
バンザイ寝を放置すると、肩こりや血行不良、いびきなどの悪影響があります。
そこで、この記事では、バンザイ寝の原因と改善方法をご紹介します。
バンザイ寝をやめたい方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
バンザイ寝の原因は?
バンザイ寝の原因は、主に以下の3つです。
肩こりや背中のこり
肩や背中がこっていると、肺の伸縮が妨げられ、呼吸が浅くなります。
無意識に両手を上げて胸を開いて呼吸を楽にしようとするのがバンザイ寝です。
肩や背中がこる原因は、デスクワークやスマホの使い過ぎ、ストレスなどが考えられます。
猫背
猫背の姿勢は、背中やお腹が丸まって肺が圧迫され、呼吸が浅くなります。
無意識に両手を上げて背筋を伸ばそうとするのがバンザイ寝です。
猫背になる原因は、前傾姿勢の続けやすい生活習慣や、筋力不足などが考えられます。
心理状態
心理状態もバンザイ寝の原因の一つです。
ストレスがあると、身体が緊張して呼吸が浅くなります。
無意識に両手を上げてリラックスしようとするのがバンザイ寝です。
また、バンザイ寝は積極的で情に厚い性格の人に多いとも言われています。
困っている人を助けたいという心理が、バンザイ寝に反映されているのかもしれません。
バンザイ寝の改善方法は?
バンザイ寝の改善方法は、以下のようなものがあります。
寝具の見直し
寝具は、枕やマットレスなど、自分の体に合ったものを選ぶことが大切です。
枕の高さは、顎が上がりすぎず、呼吸が楽な姿勢で寝られることがポイントです。
マットレスは、硬すぎず柔らかすぎず、身体の凹凸にフィットするものがおすすめです。
湯船に浸かる
湯船に浸かることで、血行が促進され、肩こりや背中のこりが解消されます。
湯船に浸かる際は、38~40度くらいのぬるめのお湯に、15~20分くらい入るのが効果的です。
ストレッチ
ストレッチは、日中や寝る前に行うことで、肩こりや背中のこりをほぐし、呼吸を深くすることができます。
日中は、デスクワークなどで長時間同じ姿勢になっている場合は、1時間に1回くらいは休憩をとって、肩や首の筋肉を動かしましょう。
寝る前は、軽めのストレッチをして、肩や首の筋肉をほぐしましょう。
ただし、あまり激しい運動は、逆に寝付きを悪くするので注意が必要です。
バンザイ寝の改善におすすめのストレッチは?
バンザイ寝の改善におすすめのストレッチは、以下のようなものがあります。
【バンザイ寝の解消に】寝る前に行うストレッチ
【肩こり腕のしびれ】の30秒ストレッチとセルフケア
【肩こりの改善に】日中に行うストレッチ!バンザイ寝の治し方
バンザイ寝のまとめ
以上が、バンザイ寝の原因と改善方法についての説明です。
バンザイ寝は、肩こりや背中のこり、呼吸の浅さなど、身体の不調のサインとなります。
バンザイ寝を放置すると、血行不良やいびきなどの悪影響があります。
バンザイ寝をやめるためには、寝具の見直しや湯船に浸かる、ストレッチなどの方法が有効です。
バンザイ寝が気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。