グルメといえば、ミシュランガイド。誰もが一度は聞いたことがあると思います。
料理する側も食べる側も、どちらにとっても憧れであり、獲得した星は価値の証でもあります。
今回の記事では、その星に込められた意味を一緒に読み解いていきましょう。
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ミシュラン 星の数 最高は何個?
ミシュランガイドでは星の数が多いほど、評価が高くなっています。
評価の最高は三ツ星です。最高ランクの三ツ星は2021年11月30日時点でたった12軒しかありません。
二ツ星は41軒、一ツ星は150軒と無数に店舗がある中、獲得はとても難しいのです。
ミシュラン 星の意味と評価方法
ミシュランの星の数にはそれぞれ意味があります。
・三ツ星は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」
・二ツ星は「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」
・一ツ星は「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」
という意味があります。
星を獲得できなかった場合でも、ミシュランガイドに掲載されるためには「価格以上の満足感が得られる料理」という基準が設けられています。
評価方法としては、
(1)素材の質
(2)調理技術の高さと味付けの完成度
(3)独創性
(4)コストパフォーマンス
(5)常に安定性した料理全体の一貫性
という5つのポイントで評価されています。
ミシュラン独自の評価基準を満たした上で、卓越した価値があることで星を獲得することができるのです。
ミシュラン 星の数が世界一多い都市は?
そもそもミシュランとは、世界の飲食店を評価する2大機関の1つです。
1つはアメリカのニューヨークで1979年に誕生した『ザガット・サーベイ』、そしてもう1つがフランスのタイヤメーカーであるミシュランです。
世界に名立たる飲食店がある中、星の数が多い都市は、日本の東京・大阪・京都、フランスのパリ、アメリカのニューヨークです。
その中で最も星の数が多い都市は、なんと東京なのです。
第2位はパリ、第3位は京都、次いで大阪、ニューヨークとなっています。
ミシュラン3つ星 東京の名店一覧
ミシュランガイド2022で三ツ星を獲得したのは12軒。その12軒をまとめてご紹介いたします。
【銀座エリア】
鮨 よしたけ[寿司]
2012年の初掲載でいきなり3ツ星を獲得。11年連続で3ツ星を獲得している江戸前鮨の名店。
ロオジエ[フレンチ]
ミシュラン道教の初年度(2008年度)で3ツ星を獲得。評価を落としたこともありましが、2019年に3ツ星復帰し、以降4年連続で3ツ星を獲得しました。
【有楽町・日比谷エリア】
龍吟[日本料理・和食]
2008年度版から4年間は2ツ星でしたが、2012年に初めて3ツ星を獲得。その後11年連続で3ツ星を獲得しています。
【西麻布エリア】
かんだ[日本料理・和食]
2008年度から3ツ星を獲得。15年連続で獲得している和食の名店。
レフェルヴェソンス[フレンチ]
2012年度に初めて1ツ星を獲得。
2015年度に2ツ星に昇格し6年連続獲得。現在はさらに昇格し3ツ星を2年連続獲得。
【麻布十番エリア】
麻布 かわどき[日本料理・和食]
2009年度に初めて2ツ星を獲得し、それ以降2019年度まで連続して獲得。2020年度に3ツ星を獲得し3年連続3ツ星店になりました。
【品川エリア】
カンテサンス[フレンチ]
2008年度から15年連続3ツ星を獲得したフランス料理の名店。
【神楽坂エリア】
神楽坂 石かわ[日本料理・和食]
2008年度に2ツ星を獲得。翌年には3ツ星を獲得し、14年連続3ツ星店となる。
琥珀[日本料理・和食]
2012年度に2ツ星を獲得。その後4年間2ツ星を獲得し、2016年度には3ツ星を獲得。7年連続3ツ星を獲得する名店。
【恵比寿エリア】
ジョエル・ロブション[フレンチ]
2008年度から15年連続3ツ星を獲得した日本で1番有名なフランス料理店。
【大森エリア】
まき村[日本料理・和食]
ミシュラン初年度である2008年度から3年間1ツ星を獲得。
2011年度から4年間2ツ星、2015年度で初の3ツ星を獲得し、その後8年連続の3ツ星店となりました。
【広尾エリア】
茶禅華[中華料理]
2018年度から2020年度まで2ツ星を獲得。その後2年連続3ツ星を獲得した日本初の中華料理店です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あの世界的に有名なミシュランガイド。星を1番獲得していたのは、なんと日本だったのです。
誇らしいですね。特別な価値のある名店、人生で1度は訪れたいものです。