保育園の入園のため、必要なものを準備するのは大変です。ましてや、共働きが当たり前のこの時代。忙しい親が増えました。

国の認定基準を満たした認可保育園の待機児童が多い地域だと、その分入園希望の方も多く希望通りに入れないってことも多く起こります。

激戦区になる保育園で無事に入園を果たした方に話を聞いたところ、「入園希望理由」の内容は軽視出来ないようです。

それでは、その最低基準とはなんなのか、少し掘り下げて行きたいと思います。参考になれば幸いです。

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保育園入園の審査基準と優先順位とは?

保育園入園の優先順位とは、例えば同一の指数の希望者がいた場合に入園できる人を決定するための順位づけの定義のことです。

自治体によっては公表されていないこともありますが、例えば『自治体の居住歴が長い世帯を優先する』とか、『所得が低い世帯を優先する』 とかになります。

では、ここで出てきた指数とはなんのことでしょう?

まず、基準指数とは、就労状況(フルタイム勤務か、就学かなど)や健康状態(病気や障害など)といった、保護者の基本情報をポイント化した点数のこと。

例として、

・就業(週5回) / 就業(週3~4回) / 就職予定 / 就学中・予定
・病気により入院 / 障害あり
・介護が必要な家族の有無

などなど。

調整指数とは、『家庭の状況に合わせて、加点・減点の調整をする点数』のことで、いろんな家庭環境でのシチュエーションで、減点したり加点したりします。

もちろん点数が高いほうが有利となります。

加点、減点の例としまして、

・希望する保育園に兄弟が在園中(加点)
・就労中で既に無認可保育園やベビーシッター利用などの実績がある(加点)
・同居の祖父母がいる(減点)

などなどです。

この指数は、自営業であったり、外勤やフリーランスであったりする中で、変動するので留意してくださいね。

保育園の入園希望理由は何を書けばいい?

もうこれは単純に「自宅から近く通勤経路上にあり、休日保育を実施しているため」とストレートで構わないと思います。

要するに第三者がみて、その第一希望の園に預けることが一番合理的と思える内容であれば充分です。

変にどこの園でも通用するような当たり障りのない、保育園を褒めたような動機より、より明確でいいと思います。

あとは、優しく熱心に指導する先生の姿とイキイキとした表情で楽しそうな園児たちの姿が印象に残っております。
とか、実際に見学をして、この保育園にのみ感じたままを告げるといいかと思います。

でも、就労証明書など、他に不備がなければ入園希望で、入園出来ないってことが決まるわけではないので、そこまで、気にすることもないと思います。

とはいえ、きちんと入園希望を書いて伝えることにマイナスはないので、次項ではコツと例文を参考までに書いておきますね。

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入園希望理由を書くコツと例文

どうしてこの幼稚園を選んだのか?

いうまでもなく、志望動機は願書の中でも重要な項目です。

前項でも書きましたが、まずは第三者がそれを読んで、論理的かつ合理的な理由が一番大事です。
その上で、見学にいった時の実際の感想をしっかりと伝えれればそれでいいかと思います。

では、実際に書くといった視点でのアドバイスを少しばかりしていきたいと思います。

以下は例文です。

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我が家では幼児期の情操教育を重視しておりますので、幼稚園での3年間を有意義に過ごして欲しいと考えております。

見学会で園内を見せていただいた時、優しく熱心に指導する先生の姿とイキイキとした表情で楽しそうな園児たちの姿が印象に残っております。

また、貴園の「優しく思いやりのある子に育てる」という教育理念は、我が家でも子育てをする上で大切にしていることですので、非常に共感し、魅力を感じました。

息子(娘)が伸びやかに楽しく学び、熱心な先生方に力強く指導されて成長して欲しく、貴園を志望いたしました。

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まとめ

基準点や、調整指数となど自分たちができる範囲での準備は怠りなくすることが大事です。
なんだかんだいっても競争という部分は避けられないので、できる限りのことはしておきましょう。

指数が同点であったりとか、とくに兄弟が入園したい保育園にすでにいる。
とかは、どうしようもない部分ですので、出来ることだけに注力しましょう。

また、履歴書や願書もそうですが、書く前には白紙でいったんきれいにコピーを取り、下書きを他の紙で書いてから慎重に書きましょう。

原則としてこういった書類は、修正ペンも修正もNGです。心を込めて丁寧に書いてくださいね。

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