
「ChatGPTなどで生成した画像に著作権はあるの?」
「広告を貼っているブログでも商用利用できる?」
最近は、AIを使ってブログのアイキャッチ画像や記事内のイラストを作る人が増えています。
しかし、AIで作った画像を自由に使ってよいのか、著作権侵害にならないのか、不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、AIで作った画像は基本的にブログで使用できます。ただし、著作権やAIサービスの利用規約によっては注意が必要です。
また、AIで生成した画像だからといって、必ずしも自分に著作権が発生するわけではありません。
この記事では、AIで作った画像の著作権、ブログでの商用利用、著作権侵害になるケース、安全に使用するためのポイントをわかりやすく解説します。
AIで作った画像はブログに使用しても大丈夫?
AIで作った画像をブログに掲載すること自体は、原則として問題ありません。
例えば、次のような使い方が考えられます。
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ブログ記事のアイキャッチ画像にする
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記事の説明用イラストとして掲載する
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旅行ブログのイメージ画像に使う
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商品紹介記事の背景画像に使用する
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アフィリエイトブログの装飾画像にする
ただし、ブログに使用できるかどうかは、主に次の3つによって判断されます。
| 確認項目 | チェックする内容 |
|---|---|
| AIサービスの利用規約 | 商用利用や公開が認められているか |
| 著作権 | 既存作品の著作権を侵害していないか |
| 肖像権・商標など | 実在人物や企業ロゴなどに問題がないか |
特に注意したいのは、AIで生成した画像だから著作権侵害にならない、というわけではないことです。
既存のキャラクターや有名なイラストに酷似した画像をブログで公開すると、権利侵害の問題が生じる可能性があります。
AIで作った画像に著作権はある?
AIで作った画像の著作権については、生成方法や人間の創作的な関与によって判断が異なります。
日本の著作権法では、著作物は「思想又は感情を創作的に表現したもの」と定義されています。
そのため、AIが自動的に生成した画像と、人間が創作的な工夫を加えて完成させた画像では、著作権の扱いが変わる可能性があります。
AIが自動生成しただけの画像
例えば、AIに「青空と海のイラストを作って」と簡単に指示し、そのまま出力された画像を使う場合です。
このように、人間の創作的な関与が認められない画像には、著作権が発生しない可能性があります。
ただし、短い指示文だから必ず著作権がない、という単純な判断ではありません。
人間が創作的に関与した画像
一方、画像の構図や色彩、人物の配置、表現方法などを具体的に工夫し、生成や修正を繰り返して完成させた場合には、著作物と認められる可能性があります。
例えば、独自の構図を設計し、複数の生成画像を選択・加工・合成して作品に仕上げた場合です。
ただし、指示を細かくしたり、何度も生成したりすれば必ず著作権が発生するわけではありません。
重要なのは、最終的な画像に人間の創作的な表現が認められるかどうかです。
AIで作った画像は商用利用できる?
AIで作った画像は、利用するサービスの規約などの条件を満たしていれば、商用利用できます。
商用利用とは、商品やサービスの販売、広告、収益を得る活動などに画像を利用することです。
例えば、次のようなブログでの使用も商用利用に該当し得ます。
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Googleアドセンスを掲載しているブログ
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楽天アフィリエイトを利用したブログ
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Amazonアソシエイトを利用したブログ
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自社商品を販売するブログ
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有料サービスを紹介するブログ
ここで重要なのは、無料で作ったAI画像でも商用利用できるとは限らないことです。
AIサービスによっては、無料プランと有料プランで利用条件が異なる場合があります。
また、サービス上で商用利用が認められていても、第三者の著作権などを侵害する画像まで自由に使えるわけではありません。
ブログで使用する前に、利用しているAIサービスの最新の規約を確認しましょう。
ChatGPTで作った画像はブログに使用できる?
ChatGPTの画像生成機能で作った画像も、原則としてブログで使用できます。
OpenAIの利用規約では、適用法令の許す範囲で、ユーザーが出力についての権利を保有すると定められています。
そのため、ChatGPTで作った画像をブログのアイキャッチ画像や記事内のイラストとして利用することは、基本的に可能です。
ただし、次の点には注意しましょう。
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既存のキャラクターに酷似した画像は避ける
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実在人物の画像を無断で広告などに使用しない
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企業ロゴやブランド名の扱いに注意する
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実際の写真ではない画像を実写として誤認させない
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OpenAIの利用規約やポリシーを守る
なお、OpenAIの規約で出力に関する権利がユーザーに帰属することと、日本の著作権法上、その画像に著作権が発生することは別の問題です。
ChatGPTで作った画像を使用できることと、その画像を著作権で独占できることは同じではありません。
AI画像をブログに使うと著作権侵害になるケース
AI画像をブログで使用する際、特に注意したいのが既存作品との類似性です。
文化庁が公表した「AIと著作権に関する考え方について」では、AI生成物についても、原則として既存の著作物との「類似性」と「依拠性」などから著作権侵害を判断すると整理されています。
① アニメやゲームのキャラクターに似ている画像
例えば、人気アニメのキャラクターにそっくりな画像をAIで生成し、ブログのアイキャッチ画像として使用するケースです。
自分でAIに指示して作った画像でも、既存キャラクターの創作的な表現と共通していれば、著作権侵害になる可能性があります。
キャラクター名を直接指定していなくても、生成された画像が既存作品に酷似している場合には注意が必要です。
② 有名人の顔を使ったAI画像
芸能人やスポーツ選手など、実在する人物の顔をAIで再現した画像にも注意が必要です。
著作権だけでなく、肖像権やパブリシティ権などの問題が生じる場合があります。
特に、本人が商品を推薦しているように見せる広告画像や、実際には存在しない場面を本物の写真のように掲載することは避けましょう。
③ 他人の写真をAIで加工した画像
インターネット上で見つけた写真をAIに読み込ませ、イラスト風に加工するケースもあります。
しかし、AIで加工したからといって、元の写真の著作権が消えるわけではありません。
元の写真の創作的な表現が残っている場合、無断でブログに掲載すると著作権侵害になる可能性があります。
AIで作った画像は著作権表記が必要?
AIで作った画像をブログに使用する際、必ずしも「AI生成画像」と表記する法律上の一般的な義務があるわけではありません。
ただし、利用するAIサービスの規約や、掲載先のルールによっては、AI生成であることの表示が必要になる場合があります。
また、読者の誤解を防ぐためにも、AIで作った画像であることを明記した方がよいケースがあります。
例えば、旅行ブログで実際には存在しないホテルの客室画像を掲載すると、読者が本物の写真だと誤解するかもしれません。
そのような場合は、次のように表記するとわかりやすいでしょう。
「画像はAIによって作成したイメージです」
「※掲載画像はAI生成によるイメージ画像です」
特に旅行、ホテル、飲食店、商品レビューなど、実物の写真が重要な記事では、AI画像と実写を明確に区別することが大切です。
AI画像をブログで安全に使用するための5つのポイント
AI画像をブログで使う際には、以下のポイントを確認しておきましょう。
① 商用利用可能なAIサービスを使う
まずは、利用するAIサービスの規約を確認します。
無料プランでも商用利用できるサービスがある一方、プランや機能によって条件が異なることがあります。
規約が変更される可能性もあるため、利用時点の条件を確認することが重要です。
② 既存のキャラクターを再現しない
有名なアニメやゲームのキャラクターをそのまま再現するような画像生成は避けましょう。
例えば、ブログにかわいい動物のイラストを使いたい場合は、特定のキャラクター名を指定するのではなく、独自の特徴を持つ動物のイラストを作る方が安全です。
③ 生成画像を公開前にチェックする
AIが生成した画像に、意図せず企業ロゴや既存作品に似たデザインが含まれることもあります。
公開する前に画像全体を確認しましょう。
特にブログのアイキャッチ画像は多くの人の目に触れるため、注意が必要です。
④ 実際の写真と誤解させない
旅行ブログやグルメブログでは、実際の写真とAI画像を混同させないことが重要です。
例えば、実在する旅館の紹介記事にAIで作った露天風呂の画像を掲載すると、実際の設備と異なる印象を与える可能性があります。
実際の施設や料理を紹介する場合は、公式に使用が認められた写真や自分で撮影した写真を優先するとよいでしょう。
⑤ 生成した記録を保存する
AI画像を作った日時や使用したサービス、プロンプトなどを保存しておくこともおすすめです。
万が一、画像の制作経緯を確認する必要が生じた場合に役立ちます。
ただし、生成記録があるからといって、著作権侵害ではないことを証明できるとは限りません。
AIで作った画像のブログ使用に関するよくある質問
Q. AIで作った画像をそのままブログに貼っても大丈夫?
基本的には可能です。
ただし、利用規約に違反していないか、既存作品の著作権などを侵害していないか確認しましょう。
Q. AI画像をアフィリエイトブログに使ってもいい?
利用サービスが商用利用を認めており、第三者の権利を侵害しない画像であれば、基本的に使用できます。
楽天アフィリエイトやAmazonアソシエイトを掲載しているブログでも、同様の考え方です。
ただし、商品そのものの画像をAIで作る場合は、実際の商品と異なる外観や性能を誤認させないよう注意が必要です。
Q. AI画像を加工すれば著作権の問題はなくなる?
いいえ。
AI画像に文字を入れたり、色を変えたり、トリミングしたりしても、著作権侵害の問題が必ず解消されるわけではありません。
元の著作物の創作的な表現が残っている場合は、加工後も権利侵害になる可能性があります。
Q. AIで作った画像を他人に勝手に使われたら?
画像に著作権が認められる場合は、無断使用に対して権利を主張できる可能性があります。
一方、人間の創作的な関与が認められず、著作物に該当しない場合は、著作権による保護を受けられない可能性があります。
ただし、著作権がない場合でも、利用方法によっては別の法律上の問題が生じることがあります。
Q. AI画像を使うとGoogleアドセンスの審査に落ちる?
AI画像を使っているという理由だけで、必ず審査に落ちるわけではありません。
重要なのは、ブログ全体のコンテンツの品質や、Googleの各種ポリシーに適合しているかどうかです。
AI画像を使用する場合も、読者を誤解させないことや、独自性のある有益な記事を作ることを意識しましょう。
まとめ|AIで作った画像は著作権に注意すればブログで使用できる
AIで作った画像は、ブログのアイキャッチ画像や記事内のイラストとして活用できます。
特に、オリジナルのイメージ画像を手軽に作れることは、ブログ運営者にとって大きなメリットです。
ただし、次の点は押さえておきましょう。
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AI画像は原則としてブログに使用できる
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商用利用できるかどうかはサービスの規約を確認する
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AI画像に必ず著作権が発生するわけではない
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既存作品に似た画像は著作権侵害になる可能性がある
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実在人物や企業ロゴなどの権利にも注意する
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読者が実写と誤解する画像の使い方は避ける
最も大切なのは、AIで作った画像だから何でも自由に使えるわけではないと理解することです。
利用規約を守り、他人の権利を侵害しないオリジナル画像を作ることで、ブログ運営にAI画像を安心して取り入れやすくなります。
参考資料
※この記事は2026年10月時点で確認できる日本の著作権制度や公表資料をもとにした一般的な解説です。個別の画像が著作権侵害に当たるかどうかは、具体的な事情によって判断が異なります。






