林先生の「日曜日の初耳学」に出演した山岡朝子(やまおかあさこ)さん。
1月4日(火)放送のNHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも取り上げられたこともある今注目の人物です。

低迷していた雑誌「ハルメク」をわずか4年で部数を倍以上の38万部にまでV字回復させた敏腕編集長です。
その仕事術に林先生は感心しきりでしたが、山岡さんはどんな経歴の持ち主なのでしょうか?

そこで、その人物像に迫ってみたいと思います。

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山岡朝子さんのプロフィール

・生年月日 1974年
・出身地 大阪府
・大学 大阪大学文学部英文学専攻卒業

山岡さんは大学卒業後の1997年に出版社『主婦と生活社』に入社。
2004年から2017年までの13年間に渡り、『すてきな奥さん』『CHANTO』など、計7つの雑誌の編集長を歴任しました。

その後、経営難に陥っていた株式会社『ハルメク』にヘッドハンティングされ、2017年8月1日に女性誌『ハルメク』の編集長に就任。
『ハルメク』の販売部数を2倍以上の38万部まで伸ばし、女性誌No.1の発行部数にしました。

山岡朝子さんの家族

山岡さんはプライベートについてはほとんど公開されていないようですが、いろいろ調べてみると、結婚はされていて、旦那さんとの間に男の子もいらっしゃるようです。

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雑誌「ハルメク」とは?

「ハルメク」の前身は1996年創刊の「いきいき」という雑誌。
「いきいき」は当時としては珍しい60代以上女性がターゲット。
多くの女性の共感を得て人気女性誌となりました。

しかし、シニアマーケットの拡大・多様化、そして競合の登場で雑誌の人気は低迷。
そこで、立て直しのため白羽の矢が立ったのが山岡さんでした。

雑誌名の「ハルメク」は春めくという意味が込められているようです。
女性には、いつまでも新鮮で前向きな気持ちをもちながら生きていてほしい。
そんな女性を応援し続けたいというコンセプトで誕生したのが「ハルメク」です。

山岡朝子さんの仕事術

山岡さんが雑誌作りで大切にしているのがリサーチ。
月刊誌は通常企画から店頭に並ぶまで3か月くらいですが、「ハルメク」はその倍の6か月かけて前半の3か月で徹底したリサーチを行います。

グループインタビュー、専門家へのヒアリングなど、綿密な取材を行い、読者が本当に求めている情報を掲載しているのです。

その結果、2017年には15万部だった発行部数が2年で約2倍の30万部になり、現在は38万部です。

「ハルメク」の社内には「生きかた上手研究所」という調査専門の部署があります。
毎号雑誌の満足度調査を行っていて、膨大な時間をかけて読者にヒアリング。
それを編集部にフィードバックして雑誌作りに生かしています。

編集者の「勘」や「センス」だけに頼らず、データを徹底的に分析。
50代からの女性が知りたい情報にこだわり、女性誌発行部数No.1に登り詰めたのです。

「ハルメク」の販売戦略

「ハルメク」は書店では買えません。
読者の自宅に直接届ける定期購読誌です。

1年購読12冊コース 6,960円(税込・送料込)
※1冊あたり580円

これも「ハルメク」のこだわりで、読者とのつながりを重視しているためです。

読者サービスにも力を入れており、通販サイトや旅・イベント、実店舗など、雑誌の枠を超えた事業展開もしています。

山岡朝子さんの番組を見逃した方

山岡朝子さんの番組を見逃したという方は、民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」で観ることができます。

女性誌「ハルメク」をV字回復させた敏腕編集長・山岡朝子“売れない時代にモノを売る”手法に林修も感服
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NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられた山岡朝子さんのドキュメンタリーはNHKオンデマンドで観ることができます。

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山岡朝子のまとめ

ということで、雑誌「ハルメク」をわずか4年で部数を倍以上の38万部にまでV字回復させた敏腕編集長・山岡朝子さんをご紹介しました。

山岡さんの成功の秘密は徹底したリサーチにあるようです。

勘やセンスだけに頼らない仕事術。
学ぶべきところがたくさんあるのではないでしょうか。

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