内閣府が発表する景気動向調査。
コロナの影響で悪化していますが、今年4月、6カ月ぶりに改善したそうです。

消費者態度指数が前月から0.2ポイント上昇したというのですが、そこで浮かんだ疑問が「消費者態度指数」って何?

消費指数というならわからなくてもスルーしていたのですが、「態度」という言葉がひっかかったのです。

そこで、消費者態度指数について調べてみました。

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消費者態度指数とは?

消費者態度指数とは、内閣府の消費動向調査の中の数値のひとつで、毎月行われています。

消費者の今後6ヶ月間の消費動向の見通しを表すもので、以下のように行われます。

質問項目は以下の4つ。

・「雇用環境」
・「収入の増え方」
・「暮らし向き」
・「耐久消費財の買い時判断」

これを消費者がそれぞれ5段階で評価します。

5段階評価は、

・良くなる
・やや良くなる
・変わらない
・やや悪くなる
・悪くなる

5段階評価のそれぞれ点数が与えられます。

「良くなる・大きくなる・増える」に(+1)
「やや良くなる・やや大きくなる・やや増える」に(+0.75)
「変わらない」に(+0.5)
「やや悪くなる・やや小さくなる・やや減る」(+0.25)
「悪くなる・小さくなる・減る」に(0)

これらが段階ごとに点数で配分され、算出されます。

消費者態度指数の見方

指数50が消費の良し悪しの判断の分かれ目となります。

この指数が大きいほど、消費者の財布の紐が緩いことを表すのですが、50を超えれば消費意欲が旺盛で、下回れば意欲が減退していると判断されます。

ちなみに、4月の調査では0.2ポイント上昇したものの、33.0なので、まだまだ消費意欲は低いということになりますね。

アメリカの消費者態度指数

アメリカにも同様の指数は存在します。

ミシガン大学消費者態度指数です。

ミシガン大学のサーベイ・リサーチセンターが毎月発表するアメリカの消費者マインドを表す経済指標です。

別名「ミシガン大学信頼感指数」とも呼ばれていて、300~500人を対象にアンケート調査を実施し。景気判断を行います。

調査対象人数が少ないため、毎月の振れ幅が大きいのが特徴ですが、景気の指標として市場関係者から注目されています。

ミシガン大学消費者態度指数の見方

ミシガン大学消費者態度指数は1966年を100として指数化したものです。
今年4月の数値は65.2なので、アメリカの景気もまだまだ改善の余地がありそうです。

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消費者態度指数のまとめ

ということで、消費者態度指数について解説しました。

景気調査というのは、結局は調査対象者の実感を調べるもので、日銀短観などもそのひとつです。

回答時点と先行きの見通しについて、「良い」「さほど良くない」「悪い」の3つの選択肢から回答を選んでもらう方式で、プラスであれば景気は良い、マイナスであれば景気は悪いと判断されます。

消費者態度指数も「態度」というあいまいな表現になっていて、調査結果も厳密な数値に裏打ちされたものではありません。

AI前世の時代、もっと精密かつ正確な景気調査は行えないのかと思うのは僕だけでしょうか?

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