夏場に多い食中毒。
なかでも、近年発生件数が増えているのがカンピロバクター食中毒です。

カンピロバクター食中毒は主に鶏肉などから感染しますが、注意しなければならないのは食事だけではありません。

ネットで調べると、「カンピロバクター うつる トイレ」というワードで検索している人が多いことがわかりました。

そこで、カンピロバクターはトイレで感染する可能性と予防法について調べてみました。

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カンピロバクター菌とは?

カンピロバクター菌は鶏、牛、豚などの家畜の腸管にいる菌です。
大阪府のホームページによると、カンピロバクター菌による食中毒の発生件数が最も多く、おおむね全体の半数以上を占めているとしています。

特に鶏は高い確率で保有しており、流通している鶏肉の60%以上がこの菌で汚染されているとの報告もあります。

・出典:大阪府ホームページ

カンピロバクター菌の特徴

カンピロバクター菌は100個程度の少量の菌を摂取するだけで発症します。
また、低温に強く、4℃以下でも、長期間生きています

一方、熱には弱く、75℃以上、1分間以上加熱すると死滅します。

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カンピロバクター食中毒の症状

カンピロバクター食中毒を発症すると、下痢、発熱、腹痛、悪心、頭痛、嘔吐、倦怠感、悪寒などの症状が出ます。
他の食中毒症状とよく似ていますが、潜伏期間が2日間〜5日間と少し長いのが特徴です。

カンピロバクター食中毒の感染経路

一般に食中毒は感染している食べ物が要因になると考えがちですが、感染しているペットや人のふん便、感染している人が用便した後などに触ったドアノブなどを触ることによって発症することがあります。

トイレで感染する可能性がある食中毒は「細菌性食中毒」と「ウイルス性食中毒」の2つが上げられます。

カンピロバクター食中毒は細菌性食中毒に分類されるため、トイレでうつる可能性があるので要注意です。

カンピロバクター食中毒の予防

食中毒を予防するには「つけない」という原則がありますが、予防するには以下のことを守る必要があります。

しっかりとした手洗い

トイレで用を済ませた後は石けんでしっかりと手洗いましょう。
タオルの共用はできるだけ避け、レバー等多数の人が接触する可能性がある箇所に触れるときは紙を使用するとよいでしょう。

トイレのふたは閉めて流す

ふたをあけたまま水を流すと排泄物の粒子が空中に拡散する可能性があります。
洗浄の際はふたをしめて行うようにしましょう。

トイレ掃除と消毒を欠かさない

トイレ掃除は毎日できるだけ念入りにやりましょう。
便器だけでなく、ドア、ドアノブ、床などもこまめにきれいにするのが望ましいです。
仕上げに次亜塩素酸ナトリウム液を使うとより効果的です。

カンピロバクター症を予防するには日頃の心がけが大切です。

しっかりとした手洗いやトイレ掃除の他にも、生肉を摂るのは止めて、十分に加熱してください。

生肉を調理した後に別の食品の調理を行う場合は、手や指を洗ったり、消毒したりすると予防になります。

また、肉とそれ以外の食べ物は、収納容器や調理器具などを別にして保存しておくといいでしょう。

カンピロバクター菌のまとめ

近年発生件数が増えているのがカンピロバクター食中毒。

予防するには、鶏肉などの食事に注意するだけでは万全ではありません。

特に、トイレは感染源としてなりやすいので、清潔に使用するよう心がけましょう。

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