健康ブームと言われているこのご時世、筋トレをやっている人も多いと思います。
ですが、日々の仕事に追われ、筋トレする時間を確保できないって経験をしたことはありませんか?
それでも、何とか継続して筋トレをしようとした結果、寝る前に筋トレをする人だっていると思います。
ですが、寝る前に筋トレをすることはメリット以外にもデメリットがあるってご存じですか?
そこで今回は、寝る前に筋トレをすることのメリット・デメリットについて解説していきます!
Contents
寝る前の筋トレをするデメリット
寝る前に筋トレをするデメリットについて皆さんは、何を思い浮かべますか?
汗をかくせいで、体臭が気になる……など色々あると思います。
実は、寝る前に筋トレをするデメリットは、寝つきにくくなることにあります。
筋トレの強度・負荷にもよりますが、一定以上の強度・負荷をかけてしまうと、体が興奮状態になってしまいます。
これは、体内のリラックス効果を持つ副交感神経よりも興奮作用のある交感神経が優位に働いてしまうからです。
そのため、寝る前に筋トレをすることで体が興奮状態になってしまい、眠りにくくなるというデメリットが挙げられます。
寝る前に筋トレするメリット
それでは逆に、寝る前に筋トレをするメリットです。
これは負荷のかからない強度の低い筋トレ前提で解説をしていきます。
まず、適度な疲労感が得られることで、寝つきやすくなります。
加えて、成長ホルモンがたくさん分泌されるようにもなります。
まず、成長ホルモンは寝ている時に分泌されます。そして、血糖値が低い時によりたくさん分泌されます。
筋トレと言うのは、体内のエネルギー(糖質など)を消費して行う運動です。
そのため、体内の血糖値が低くなります。
結果、筋トレ後に入眠することで、成長ホルモンが分泌されやすくなります。
寝る前に筋トレを行う注意点について
それでは最後に、寝る前に筋トレを行う注意点についてです。
ここでは特に重要なことを三つ解説させていただきます。
筋トレ後の食事は少量に
まず、トレーニングが終わった後の食事量は、少しにしましょう。
もちろん、筋トレ直後に栄養補給は大事ですが、食べ過ぎてしまうと消化されてないまま入眠することになります。
すると、翌日に消化不良を起こしてしまったり、頭痛・吐き気といった症状を起こしてしまいます。また、血流の巡りが悪くなることによる眠りの質が悪くなることも挙げられます。
筋トレの強度を高くしない
次に、筋トレの強度を高くしないことです。
すでに軽く紹介させていただきましたが、体が興奮状態になってしまうと交感神経が活発に働いて眠りにくくなってしまいます。
筋肉というのは、寝ている間に成長します。睡眠の質が悪くなった結果、筋トレの効果が十分に得られなくなってしまいます。
筋トレ後のストレッチをさぼらない
最後は、筋トレ後のストレッチをさぼらないことです。
負荷の大小はあれど、筋トレ後というのは多少、体は興奮しているものです。
ストレッチを行うことで体がリラックスできるだけでなく、ケガの防止、運動パフォーマンスの向上が見込めるなど、メリットがたくさんあるからです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
以上が、寝る前に筋トレを行うメリット・デメリットについての紹介でした。
筋トレをすることで、太りにくくなるなど体にとって良い事はたくさんあります。
ですが、やりすぎは逆効果になってしまいます。
無理せず、自分のペースで筋トレしていきたいものですね。