※当記事はプロモーションを含むことがあります。

テレビを見ていると、

「芸能人って出演料を全部もらえるの?」

「100万円のギャラなら本人にはいくら入る?」

「芸能事務所は何割くらい取るの?」

と気になることがある。

人気俳優や芸人になると「CM1本数千万円」といった高額なギャラが報道されることもあるが、その金額がそのまま芸能人本人の収入になるとは限らない。

多くの場合、仕事の依頼や契約は芸能事務所を通して行われ、契約に基づいて芸能人と事務所に報酬が分配されるからである。

では、芸能事務所はギャラの何割を取るのだろうか。

結論からいうと、芸能界全体で統一された「事務所○割・芸能人○割」というルールはない。

事務所や芸能人の契約、仕事の種類、芸歴などによって大きく異なるのである。

この記事では、芸能人のギャラと事務所の取り分について、分かりやすく解説する。

スポンサーリンク

芸能人のギャラは事務所に何割取られる?

最初に知っておきたいのは、芸能事務所の取り分に一律の割合はないということである。

たとえば、

事務所50%:芸能人50%

という折半型もあれば、

事務所40%:芸能人60%

など、タレント側の割合が高い契約も考えられる。

反対に、若手時代などは事務所側の割合が高くなるケースもある。

過去の芸能プロダクション幹部への取材でも、ギャラ配分について「折半か6:4か、それは事務所によって様々」と説明されている。

つまり「芸能人なら必ず半分もらえる」というわけではないのである。

さらに芸能人には、仕事ごとに報酬を受け取る歩合制だけでなく、毎月一定額を受け取る固定給タイプなども存在する。

そのため、

「番組から100万円支払われた=芸能人本人が50万円もらう」

と単純には計算できないのである。

芸能人と事務所のギャラ配分は5対5が多い?

芸能界のギャラについてよく聞くのが「5対5」という割合である。

実際、芸能界では5対5という数字が話題になることがある。

過去には吉本興業の岡本昭彦社長が会見で、芸人と会社のギャラ配分について「ざっくりした平均値でも5対5から6対4」と説明したことが報じられた。

また、芸能関係の契約を扱う弁護士による解説でも、芸能事務所とタレントの報酬体系について「例えば5:5などの歩合制になっていることが多い」と説明された例がある。

そのため、5対5は芸能界のギャラ配分を考えるうえで一つの分かりやすい例ではある。

ただし、すべての芸能事務所が5対5という意味ではない。

実際の契約条件は外部には公表されないことも多いため、「○○事務所は必ず○割」と決めつけないことが重要である。

スポンサーリンク

ギャラ100万円なら芸能人はいくらもらえる?

仮にテレビ局や広告会社などから芸能事務所へ100万円の出演料が支払われたとしよう。

単純に契約上の分配率だけで計算すると次のようになる。

事務所:芸能人 芸能人側の取り分
7:3 30万円
6:4 40万円
5:5 50万円
4:6 60万円
3:7 70万円
2:8 80万円

たとえば5対5なら、100万円のうち芸能人側は50万円となる計算である。

芸能人8割、事務所2割なら80万円である。

ただし、これはあくまで仕組みを理解するための単純な例である。

実際には契約条件や経費、税金なども関係するため、表の金額がそのまま本人の手取りになるとは限らない。

なぜ芸能事務所はギャラを取るの?

「テレビに出ているのは芸能人なのだから、全部本人がもらえばいいのでは?」

と思う人もいるだろう。

しかし芸能事務所は、単純に出演料の一部を受け取っているだけではない。

芸能人が仕事をする裏側では、多くのスタッフが動いている。

たとえばマネージャーによるスケジュール管理、テレビ局や制作会社への営業、出演条件の交渉、契約管理、広報、トラブル対応などである。

新人を売り出す場合には、さらに大きな費用が必要になることもある。

レッスン費用、宣材写真、衣装、プロフィール制作、スタッフ人件費など、売れる前から事務所が投資するケースもある。

芸能事務所幹部への取材でも、スカウトからレッスン、営業までに大きな費用がかかることが語られている。

芸能人が売れれば事務所も利益を得るが、売れなければ投資した費用を回収できない可能性もある。

そのリスクまで含めて芸能事務所のビジネスなのである。

売れっ子になると芸能人の取り分は増える?

これは契約次第であるが、人気や実績によって契約条件が変化することは十分考えられる。

芸能人がまだ新人なら、事務所側が営業や育成に大きなコストをかける。

しかし人気が出て、

「この俳優に出演してほしい」

「このタレントをCMに使いたい」

と指名で仕事が来るようになれば状況は変わる。

芸能人本人のブランド力が強くなるからである。

事務所としても、人気タレントに独立や移籍をされるのは大きな痛手となる。

そのため契約更新などのタイミングで、報酬条件が見直されることも考えられる。

つまり芸能界では、単純な年功序列というより、その芸能人がどれだけ仕事や売上を生み出せる存在なのかが交渉力につながるのである。

芸能人には「歩合制」と「固定給」がある

芸能人の給料を理解するうえで重要なのが、歩合制と固定給の違いである。

歩合制

仕事をした分だけ報酬が増える仕組みである。

テレビ出演、CM、イベントなどの仕事で発生した報酬を、契約で定めた割合に応じて芸能人と事務所で分ける。

売れれば売れるほど収入が増える可能性がある反面、仕事が少なければ収入も少なくなる。

固定給

毎月決められた金額を受け取る方式である。

仕事が少ない月でも一定の収入を得やすい一方、大きな仕事が続いたからといって、その出演料がそのまま本人の給料に反映されるとは限らない。

芸能人の報酬について弁護士による解説でも、大きく「歩合給」と「固定給」の2パターンがあると説明された例がある。

さらに実際には、固定給に一定の成果報酬を組み合わせるなど、さまざまな契約形態が考えられる。

新人芸能人はギャラの取り分が少ない?

新人時代は、芸能人本人より事務所側の負担が大きいケースがある。

まだ知名度がないため、事務所側が仕事を獲得するために営業しなければならないからである。

さらに、

演技レッスン
ダンスレッスン
ボイストレーニング
宣材写真
衣装
交通費
スタッフ
プロモーション

などに費用がかかることもある。

そのため、デビューしたばかりの芸能人と何十年も第一線で活躍している大物芸能人が、同じ条件で契約しているとは限らないのである。

「テレビにたくさん出ているのに、意外と給料が少なかった」という芸能人のエピソードが出てくる背景には、こうした報酬体系が関係している場合もある。

CMのギャラも事務所と分ける?

CMも基本的には所属事務所との契約に従って報酬が処理されると考えるのが自然である。

ただしCMは、テレビ番組への出演とは契約の性質が異なる。

企業のイメージキャラクターとして一定期間契約することもあり、人気芸能人になるほど高額な契約になる場合がある。

仮に「CM契約料3000万円」と報道されたとしても、それをそのまま本人の年収に3000万円プラスするのは正確ではない。

事務所との報酬配分や税金などがあるからである。

芸能人の「推定年収」を紹介する記事で、報道されたCM契約料をすべて本人の収入として足し算するケースがあるが、実際の契約を確認できない限り正確な年収は分からないのである。

ドラマや映画のギャラも全部本人には入らない?

俳優の場合も基本的な考え方は同じである。

たとえばドラマ1話あたりの出演料が100万円だったとしても、それがそのまま俳優本人の銀行口座へ振り込まれるとは限らない。

所属事務所が仕事の窓口となっている場合は、契約に基づいて報酬が処理される。

映画も同様である。

さらに俳優には、

ドラマ
映画
CM
舞台
イベント
雑誌
配信作品

などさまざまな仕事がある。

仕事によって契約条件が異なる可能性もあるため、「この俳優は年間○本出演しているから年収○億円」と外部から正確に計算することは難しいのである。

芸人のギャラも事務所と分ける?

芸人についても、所属事務所との契約に基づいて報酬が決まる。

テレビ番組だけでなく、

劇場出演
営業
イベント
CM
YouTube
ラジオ
単独ライブ

など収入源は多岐にわたる。

さらにコンビの場合には、事務所との配分とは別に「コンビ内でどう分けるか」という問題もある。

たとえばコンビの仕事で20万円入った場合、まず事務所との契約に基づいて報酬が処理され、その後、芸人側の報酬をコンビで折半するといった形も考えられる。

コンビ内の取り分についても必ず5対5とは限らない。

ネタを作っている側の割合を高くするなど、コンビ独自のルールを設ける場合もある。

芸能人が独立するとギャラは全部自分のものになる?

人気芸能人が事務所から独立するニュースを見ると、

「これでギャラが全部本人に入るのでは?」

と思う人もいるだろう。

確かに個人事務所になれば、大手芸能事務所との従来の分配構造は変わる。

しかし、だからといって出演料がすべて自由に使えるお金になるわけではない。

個人事務所になれば、

マネージャーの給与
税理士などへの報酬
オフィス費用
移動費
営業・広報費
衣装などの経費

を自分の会社側で負担する必要がある。

実際、個人事務所を立ち上げた中居正広が、社長業では多くの事務作業があることをテレビで語ったこともある。

つまり独立すると「事務所に取られなくなる」というより、これまで事務所が担っていた仕事とコストを自分側で引き受けることになるのである。

芸能事務所が50%取るのは取りすぎ?

数字だけを見れば、

「出演している本人が半分で、事務所も半分?」

と驚くかもしれない。

しかし、割合だけで適正かどうかを判断することは難しい。

たとえば事務所が、

仕事を大量に取ってくる
専属マネージャーを付ける
送迎する
契約交渉する
トラブル対応する
大規模なプロモーションを行う

のであれば、そのマネジメントには相応の費用がかかる。

反対に、芸能人本人がほとんどの仕事を獲得しているのに事務所側の取り分が非常に大きければ、本人が不満を持つ可能性もある。

実際、芸能事務所幹部への過去の取材では、芸能人の独立理由としてギャラ問題が大きな割合を占めるとの説明もされている。

大切なのは「何割か」という数字だけではなく、その割合に見合ったマネジメントを事務所が提供しているかなのである。

芸能人のギャラについてよくある質問

Q. 芸能事務所はギャラを何割取る?

一律ではない。

5対5や6対4などの例が語られることはあるが、事務所や芸能人、契約形態によって異なる。

「芸能界は必ず○割」と決まったルールはないのである。

Q. ギャラ100万円なら本人はいくら?

仮に芸能人と事務所が5対5なら、単純計算では芸能人側は50万円である。

事務所4、芸能人6なら60万円となる。

ただし、実際の手取り額は税金や契約条件などによって異なる。

Q. 芸能人は給料制なの?

芸能人によって異なる。

仕事ごとの報酬に応じて収入が変わる歩合制もあれば、毎月一定額を受け取る固定給タイプもある。

Q. 大物芸能人ほど取り分が多い?

必ずしもそうとは限らないが、人気や実績が高まれば契約交渉力が強くなる可能性はある。

指名で大量の仕事が入る人気芸能人なら、事務所側も好条件を提示する理由が生まれるからである。

Q. 独立すればギャラ100%になる?

単純に100%が本人の自由に使える収入になるわけではない。

個人事務所ではスタッフの人件費やマネジメント費用などを自分たちで負担する必要がある。

まとめ|芸能人のギャラは「事務所○割」と一律ではない

芸能人のギャラについて「事務所に何割取られるの?」と疑問に思う人は多い。

結論として、芸能界全体で統一された取り分は存在しない。

5対5や6対4といった配分例はあるものの、実際には所属事務所、芸能人の実績、契約形態などによって異なる。

また芸能人の報酬には、

歩合制

固定給

などの違いもある。

そのため「テレビ出演料100万円」という情報だけを見て、本人が100万円もらっていると考えるのは正確ではない。

一方で、芸能事務所も何もせずに報酬を受け取っているわけではない。

新人の育成、仕事の営業、スケジュール管理、契約交渉、広報、トラブル対応など、芸能人が表舞台で活動するためのさまざまな仕事を担っている。

芸能人のギャラを考えるときは、

「事務所が何割取るか」だけではなく、「その代わりに事務所が何をしているのか」

まで見ると、芸能界のお金の仕組みが分かりやすくなるのである。

※芸能人と所属事務所の具体的な契約内容は非公開の場合が多い。本記事の割合は公開された発言や報道などを基に仕組みを説明したものであり、特定の芸能人・芸能事務所の現在の契約割合を示すものではない。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
おすすめの記事