整理と整頓の意味 広辞苑で違いを調べてわかった正しい使い方

B!

ずいぶん昔の話ですが、私の小学校の壁には、「整理整頓!」と書かれた紙が貼られていました。
「整理整頓」は子供のころからの馴染みの言葉です。

皆さんにとっても馴染みのある言葉だと思うのですが、「整理」と「整頓」この二つは違った意味があります。

意味の違いを意外と知らない、正しく答えられないという方もいるのではないでしょうか?

そこで「整理」「整頓」のそれぞれの意味を広辞苑で調べてみました。

スポンサーリンク

「整理」と「整頓」と広辞苑で調べてみた

・「整理」

①乱れた状態にあるものをととのえ、秩序を正しくすること。
「論点を―する」「書庫の―」「交通―」「未―」
②不必要なものを取り除くこと。「無駄な枝を―する」
③織物の最終加工工程。精練・漂白または染色した後の織物に
縮絨・起毛・剪毛・艶付けなどを施して触感をよく美感を増すこと。

・「整頓」

よく整った状態にすること。きちんとかたづけること。(「頓」も整う意)
「机の上を―する」

と広辞苑に書かれていました。

※「整理」の③織物の最終加工工程。
―の説明は「整理整頓」とは、違った事柄なので、ここでは省いて考えていきましょう。

「整理」「整頓」意味の違い

「整理」と「整頓」には“乱れているものを整った状態にすること”という共通の意味を持ちながら、二つはそれぞれ違った意味や使い方があります。

「整理」は、
乱れた状態にあるものを整える、規則やルールに従い変える。

必要なものと不必要なものに分類し、不必要なものは捨てて物を減らす。

「整頓」は、捨てることは含まれません。
散らかったものを元の正しい位置に戻し片付ける。
きれいに並べ、使いやすいように整った状態にすることを「整頓」といいます。

二つの大きな違いは、「捨てる」か「捨てない」かということ。

まとめると、

「整理」不要なものを処分する、仕分けをする。
「整頓」物は捨てずに使いやすいように正しい位置にきちんと片付ける。

ということです。

スポンサーリンク

「整理」と「整頓」の正しい使い方

「整理」には“乱れた状態にあるものをととのえる”という意味と“不必要なものを取り除く”という意味があります。

例えば、
「やっと気持ちの整理がついた」
「警察官は交通整理をしている」
「プレゼンで使う資料を整理しよう」

これらの場合は、
“乱れた状態にあるものを整える”という意味になります。

「人員を整理する」
「身辺を整理する」
「引っ越しをするので荷物を整理する」

などは“不必要なものを取り除く”場合に使います。

「整頓」は、

「机の上はものが散らかっていて、どこにあるかわからないので整頓しよう」
「部屋はいつも整頓されている」

などという風に使われますね。

“散乱したものを元の正しい位置に戻し片付ける”という意味。
したがって、

“きれいに片付けをしよう(片付けられている)”
“片付けて見た目を整える(整えられている)”ということですね。

まとめ

「整理」「整頓」二つの似た意味を持つ言葉を合わせて強調したのが「整理整頓」です。

何気に使っていた「整理」「整頓」。
同じ意味だけど、でも、違う。

少しわからなくなりそうですが、
一番は(整理)「捨てる」か(整頓)「捨てない」ということが大きな違いです。

片付けをするときは、まずは整理(要らないものを捨て、仕分け)をしてから、整頓(物を使いやすいように並べてきれいに整えること)を意識してみましょう。

スポンサーリンク
最新の記事はこちらから