干支は漢字を見ていたらわかると思いますが、中国から伝来したものです。
昔は十二支で方角や時刻も表していました。
そう言えば、草木も眠る丑三つ時など聞いたことがありますよね?
(ちなみに午前二時から二時半頃です)
最近の子どもたちは干支の順番も知らないみたいですね。
今回は干支の順番や漢字の読み方、覚え方などをご紹介します!
十二支の動物たちが決まった逸話などもご紹介しますね。
十二支の漢字と簡単な覚え方
・子(ね)…ネズミ
↓
・丑(うし)…ウシ
↓
・寅(とら)…トラ
↓
・卯(う)…ウサギ
↓
・辰(たつ)…リュウ、ドラゴン
↓
・巳(み)…ヘビ
↓
・午(うま)…ウマ
↓
・未(ひつじ)…ヒツジ
↓
・申(さる)…サル
↓
・酉(とり)…トリ
↓
・戌(いぬ)…イヌ
↓
・亥(い)…イノシシ
簡単な覚え方はもうリズムに乗って覚えるしかないです。
おそらくほとんどの方がそうされていることでしょう。
「ねー・うし・とら・うー・たつ・みー・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い」
ひたすら繰り返すのですが、4個づつ覚える感じでやるのがおすすめです。
「ねー・うし・とら・うー」「たつ・みー・うま・ひつじ」「さる・とり・いぬ・い」
最近は動画サイトでも干支の覚え方が配信されていますのでそちらも
ぜひチェックしてみてください。
十二支のそれぞれの意味
十二支はそれぞれ意味があります。
子(ネズミ)…ネズミは繫殖力が強く子宝の象徴とされ、子孫繫栄の願いを意味します。
丑(ウシ)…ウシは力強さの象徴であり、粘り強さ、誠実を表しているようです。
寅(トラ)…勇猛果敢なトラは決断力や才覚といった意味があるようです。
卯(ウサギ)…ウサギの跳躍力から飛躍、向上という意味があるようです。
辰(タツ)…十二支の中では唯一空想上の生きもの。中国では龍は権力の象徴とされたことからのようです。
巳(ヘビ)…ヘビは脱皮をし成長しますので、永遠や生命などの象徴とされています。
午(ウマ)…馬は昔から生活に欠かせないパートナーであり、馬は健康や豊作を象徴しています。
未(ヒツジ)…ヒツジが群れで生活することから家族安泰の象徴とされています。
申(サル)…サルは神の遣いとされサルは賢者を象徴するようです。
酉(トリ)…特にニワトリを指します。トリ=取り込む=酉の市=商売繫盛の象徴とされています。
戌(イヌ)…イヌの性格が主人に忠実なことから忠義の象徴とされています。
亥(イノシシ)…イノシシの肉が昔から万病に効くとされ無病息災を意味します。
十二支の順番の理由
十二支の動物たちはどうやって決まったのでしょうか?
有名な神話ですが、昔神様が多くの動物を集めてこう言いました。
「新年に御殿に挨拶に来た者から順番に12番までを1年ごとの王様にする」と。
そこで、1月1日に神様の元に早く着くというレースが行われました。
動物たちは新年に神様の御殿に挨拶に行くために出かけます。
一番乗りしようとしたウシの背中から乗っていたネズミが降りて一番にゴールしました。
子(ネズミ)が一番最初なのはこれが理由です。
このレースのエピソードは他にもいろいろあり、イヌとサルはケンカしながらにゴール。
干支のサルとイヌの間にはトリが割って入ったと言われています。
ちなみに、ネコが入っていないのはネズミに噓のレースの日程を教えられたからだそうです!
まとめ
今回は干支の順番や簡単な覚え方や漢字についてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
私は十二支の順番は幼少期に祖母から何度も何度も根気よく教えてもらいました。
ひたすらリズムに乗って「ね・うし・とら・うー」と言っていましたね。
2021年は丑(うし)年ですがどんな年になるのでしょうか?
みんなが平和で楽しく暮らせますように願います。