野球の順位表の見方、貯金、借金、勝率、ゲーム差をわかりやすく解説

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今年は新型コロナウイルスの影響で通常より約3ヶ月ほど遅れて、プロ野球が開幕となりましたね。
そんな今シーズンも激戦が繰り広げられています。

自分のひいきのチームは今何位なのか?優勝は可能なのか?

それを知ることができるのが、スポーツニュースや新聞の順位表。
しかし、見方がよくわからないという人もいるのでは?

そこで、そんな方に今回はプロ野球の順位表、関連する見方について解説します。

これでさらにプロ野球が楽しくなりますよ!

・出典元プロ野球 順位表(2020/09/08) - Google 検索

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貯金と借金って何?

貯金と借金は、実況や解説、記事などでよく出てくる単語の代表例ですね。

意味合いとしては。とっても簡単です。
単純に勝った試合から負けた試合を引いた言葉を「貯金」、「借金」と言います。

貯金というと良いイメージ通り、勝った試合の方が多いということになります。
借金というとその逆で、負けた試合の方が多いことになりますね。

簡単に言えば勝てば勝つほど貯金が貯まっていき、優勝に近づく事ができるというシンプルなものです。

大体は上位チームは貯金が貯まり、下位チームは借金が残ってしまったままシーズンが終わってしまうことがほとんどです。

たとえば、あるチームが50勝40敗だったとします。
この場合は、50−40で、貯金10となります。

逆に、40勝50敗のチームは、
40−50で、マイナス10、つまり、借金10となります。

順位を決める勝率とゲーム差

続いて勝率とゲーム差です。

プロ野球界ではあくまでも勝率が高いチームが優勝する仕組みとなります。
なので、貯金が沢山あるからと言って必ず優勝するとは限りません。

勝率の計算は、
勝った試合÷(勝った試合+負けた試合)で割り出すことができます。

ここで割り出された数字が勝率として順位表に書かれます。

一例を挙げると、2016年度パリーグ1位の日本ハム。
143試合の内、87勝53敗3分でした。

先ほどの計算式に当てはめると、
87勝÷(87勝+53負)=0.6214 勝率.621となります。

次にゲーム差。
これはリーグ戦においての、上位チームと下位チームの離れている差を表すものです。

シンプルに下位チームが上位チームに追いつくにはどれぐらい勝てば良いのかという数字がこのゲーム差です。

ゲーム差の計算は、
(上位チームの貯金数−下位チームの貯金数)÷2
で表すことができます。

たとえば1位のチームが貯金15、2位のチームが貯金5だったとします。

すると、(15−10)÷2=2.5

したがって、1位と2位は2.5ゲーム差となります。

ちなみに、この後の試合で、1位チームが負け、2位チームが勝つと、ゲーム差は1縮まり、1.5ゲーム差となります。

逆に、1位チームが勝ち、2位チームが負けると、ゲーム差は1広がり、3.5ゲーム差。
どちらかのチームが引き分けた場合、ゲーム差は0.5、両チームとも引き分けると、ゲーム差は変わらずです。

この計算でどれぐらいの差があるかを数字でみることができるのです。

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クライマックスシリーズ、日本シリーズと順位の関係

プロ野球では年間143試合を行い、その中で勝率が高い上位3チームを決めます。
そして、この3チームが日本シリーズ進出をかけて争うのがクライマックスシリーズです。

クライマックスシリーズは、
2位と3位がまず「ファーストステージ」と言われる試合を行います。

ここで順位と関係するものがあります。
ファーストステージでは2位チームの本拠点で試合をする権利があります。

自分のホームは観客の声援や慣れた球場での試合となるのでやる気が出てきますね。

3戦の内の、2勝をしたチームが1位チームと試合をする権利を得ます。

続いて、1位とファーストステージ勝者が試合をするファイナルステージ。

リーグ1位をしたチームは本拠地での試合と勝ち星を1つもらうことができます。
6戦内の4勝をしないといけないので、1位チームは実質3勝のみで日本シリーズへ出場することができます。

なのでリーグ優勝することで、アドバンテージを得ることができるのです。

まとめ

順位表の見方を知る事で、だいぶ変わって見えてきますよね。
自分の好きなチームがどんどんと勝って行く姿がいつまでも見たいものです。

ただ野球を見るだけでなく、順位表の見方がわかれば、野球はこんなにも面白くなります。

もちろん単純な勝ち負けも面白いですので、沢山野球を好きになっていろんな野球の醍醐味を知っていきましょう!

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