パワーハラスメント、パワハラは日本でも年々増加傾向にあります。
職場で目上の人の立場を利用したパワハラは業務にまで支障が出ます。
日本では働き方改革が行われているはずなのに、なぜかパワハラは減りません。
パワハラは受けた本人は精神苦痛が伴いますが、パワハラした本人は気づいていないことが多いです。
精神苦痛からうつになる場合も考えられますのでご注意ください。
いざという時には、自分の身は自分で守りましょう!
そこで、今回は、理不尽で許せない、上司のパワハラについてです。
内部告発の書き方などポイント、注意点を解説していきたいと思います。
パワハラの内部告発文の書き方のポイント
内部告発は、被害申告、企業内通報のことです。
パワハラなどの違反行為を企業に訴えるのです。
とても勇気のいることですが…
パワハラの告発をしたい方へポイントをお伝えします。
パワハラの告発をするには、まずは確実な証拠が大事です。
主張するだけでは認められません。
正確な日付や時間まで記録しておきましょう。
パワハラされた正確な内容も記入が必要ですので、きちんとメモしておきましょう。
確実な証拠なしでは会社も処分はできないですから。
罵倒されたれたなどの場合は録音データも大事ですね。
他の従業員の証言もあればいいです。
堂々と真実を告発できます。
パワハラの内部告発の文例
パワハラの内部告発の文例をご紹介しますね。
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○○株式会社様
代表取締役○○○○殿
パワハラの被害申告およびパワハラの即日中止に関する申入れ書
私は、貴社の○○部○○課に所属する○○○○(上司名)からパワハラの行為を受けております。
このパワハラの行為は本年○月頃より下記にあげるパワハラの行為を受けています。
再三にわたり○○○○課の上司に改善策を求めましたが、未だに改善が見られません。
よって直ちにパワハラ行為を止めさせるように講ずるように申し入れます。
記
パワハラ行為内容を記す
○○○○
○○○○
※証拠データがあることまで記入しましょう。
以上
○年○月○日 ○○県○○市○○番地 ○○株式○○部○○課 ○○○○ 印鑑
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※一応、証拠としてコピーをすることをおすすめします。
また郵送ならば、特定記録郵便などがおすすめです。
内部告発をする際の注意点
違反行為だと断言できる理由と証拠はきちんと揃えましょう!
最悪は会社に証拠不十分ともみ消されてしまうかもしれません。
匿名での内部告発は難しいと思いましょう。
調査の過程であなたの身元は分かるはずです。
例えば、匿名で内部告発メールを送信するときに社内メールは特定されます。
いずれにしても内部告発をするには闘う強い意志が必要かもしれません!
まとめ
今回ご紹介しましたのは、上司のパワハラについてでした。
パワハラの内部告発の書き方などをご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
働き方改革が行われているにもかかわらず、パワハラは増加傾向なんです。
人の心の闇を感じずにはいられませんね。
パワハラは受けた本人は精神苦痛を伴いながらも仕事しなければなりません。
辛いからと言って、安易に会社を辞めてしまってはいけません。
泣き寝入りしてはいけません。
いざというときには、自分自身は自分で守る覚悟で戦いましょう!