ミネラルと聞いて海藻類や野菜をイメージする方は多いですが、ミネラルがどのような栄養素なのか、体に良い物とは理解していても、どのような効果があるのか知っている人は少ないのではないでしょうか?
ミネラルは縁の下の力持ちと表現されるほど、体の機能の維持に必要な成分です。
そんなミネラルを摂取するメリットと、ミネラル摂取にオススメの食材を紹介します。
よく聞くミネラルって何?不足するとどうなる?
ミネラルとは、五大栄養素の一つで、赤血球や骨のように体を構成しており、体の臓器の活動を維持する働きのある成分です。
人はミネラルを体内で作ることができず、食事や飲み物で摂取する必要があり、これを必須ミネラルと呼びます。
必須ミネラルは16種類あり、ナトリウム、マグネシウム、リン、塩素、カリウム、硫黄、カルシウム、クロム、鉄、マンガン、コバルト、亜鉛、銅、セレン、ヨウ素、モリブデンと多くの種類があり、バランス良く摂取する必要があります。
ミネラルが不足すると様々な症状が現れます。
たとえば、必須ミネラルの亜鉛が不足すると、消化や代謝の機能が低下するだけでなく、味覚や嗅覚に異常が発生するとともに免疫力の低下に繋がります。
鉄が不足すれば、赤血球のヘモグロビンを構成する主成分なので、貧血に繋がります。
また、ナトリウムが体内に不足すれば、水分を補給していても熱中症になる危険があります。
果物は多くのミネラルを含んでいます
ミネラルは果実での摂取が推奨されており、果実には多くのミネラルが含まれています。
ミネラルを多く含む果物でオススメするのは、キウイフルーツです。
キウイフルーツには必須ミネラルであるカリウム、カルシウム、マグネシウムが豊富に含まれており、他の果物と比較してバランスよく豊富な必須ミネラルを摂取することができます。
次にオススメな果物はみかんです。みかんにもバランスよく豊富な必須ミネラルが含まれておりますので、ミネラル補給にオススメしたい果物です。
どんな時にどんな果物を食べるといい?
どんな時にミネラルの摂取が必要か、どんな時に不足しているのか?
それは疲労が溜まったと感じた時や、運動前や運動後に摂取すると効果的です。
本来ミネラルは日頃からコンスタントに摂取することが大切ですが、疲労した際や運動後のミネラルが不足したときに摂取すると、疲れにくく疲労の回復も早くなり効果的です。
まとめ
ミネラルは体に欠かせない栄養素で、ミネラルは縁の下の力持ちと言われるほど、体の機能や免疫力の維持に必要な栄養素です。
そのため、日頃からコンスタントにミネラルを摂取することが重要です。
体にとって特に必要なミネラルは必須ミネラルと呼ばれ、不足してしまうと、脱水症状や、疲労の蓄積の原因となってしまいます。
皆さんも日常の食事に、ミネラルを多く含む食材を摂取するよう心掛けてみて下さい。