・画像引用元:shankar s.

新元号・令和を迎え、皇室が再び注目されています。
テレビでは新天皇即位の儀式などが大きく報じられるなど、皇室フィーバーとなっています。
そんな皇室行事で重要な役割を果たすのが、皇宮警察です。
皇宮警察とは一体どんな組織なのか?仕事の内容や収入、なるために必要な学歴などについて調べてみました。

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皇宮警察とは?

皇宮警察は明治19年5月、当時の宮内省に発足したのが始まりです。

1947年1月、宮内省から内務省へ移管され、警視庁皇宮警察部と名前が変わりました。
このときに、呼び名が「皇宮警察官」から「皇宮護衛官」に改められました。

昭和29年に警察庁の付属機関となり、現在の「皇宮警察本部」になりました。

皇宮警察の組織

皇宮警察本部の組織は2部10課、4護衛署及び皇宮警察学校によって構成されています。
920人が所属。いずれも国家公務員です。

・引用元:皇宮警察本部ホームページ

・護衛部は天皇皇后両陛下・皇族各殿下の護衛を担当
・警備部と4護衛署が皇居・赤坂御用地・各御用邸・京都御所及び正倉院などの警備
・職員(皇宮護衛官、警察庁事務官、警察庁技官)
・皇宮警察学校(皇宮護衛官の育成)
・4護衛署(京都、赤坂、吹上、坂下)

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皇宮警察の勤務地

主な勤務地は皇居及び赤坂御用地ですが、1都1府4県に勤務地があります。

・栃木県(那須御用邸、御料牧場)
・東京都(皇居、赤坂御用地、常磐松御用邸)
・神奈川県(葉山御用邸)
・奈良県(正倉院)
・京都府(京都御所、桂離宮、修学院離宮)

皇宮警察(皇宮護衛官)になるには?

皇宮警察で働く人は、正しくは皇宮護衛官と呼ばれます。

皇宮護衛官採用試験は、
「大学卒業程度試験」
「高校卒業程度試験」

通常の皇宮護衛官採用試験とは別に行う「武道有段者」選考試験というのもあります。
受験資格は中卒以上で、柔道2段又は剣道3段以上の人が対象となります。

・第1次試験 論文試験、実技試験(柔道又は剣道)
・第2次試験 人物試験、身体検査、身体測定

人事院の発表では、
皇宮護衛官採用試験(大卒程度試験・平成28年度)の倍率は約35倍
受験者1,712人に対し、最終合格者は48名という難関です。

皇宮護衛官の年収

初任給は高卒約18万1000円、大卒約21万6000円。
別途一般企業のボーナスの相当する期末・勤勉手当年2回支給。
住居手当・通勤手当・深夜勤務手当・超過勤務手当・扶養手当なども支給されます。

皇宮護衛官の平均年収は630万円
国家公務員の平均年収よりも少し高めです。

・36歳以上40歳未満 約555万円
・44歳以上48歳未満 約696万円
・52歳以上56歳未満 約736万円

まとめ

ということで、今回は皇宮警察についてご紹介しました。

皇宮護衛官は護衛の技能はもちろんのこと、乗馬・スキー・テニス・外国語なども身につける必要があります。
また、皇宮警察の中には、音楽隊があり、園遊会を始めとする皇室行事で演奏するなど広報的な役割も担っています。

皇室の警護という特殊な仕事だけに、誇りを持って働いている人が多いようです。

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