綾瀬はるかさんがピアノを弾くNTTドコモの新CMを見た方も多いのではないでしょうか?
ドコモが開発中の新技術「人間拡張」を発表するCMでもあり、なんとも未来の技術を想像させる映像でしたが、人間拡張とはどんな技術なのでしょうか?

この記事では開発中の人間拡張について調べてみました。

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新技術「人間拡張」って何?

人間拡張とは、テクノロジーで人間の能力を拡張させる技術のことです。

例えば腕に力を強化するデバイスを装着すると、持ち上げる力が増幅するというSF映画のようなことが可能になります。

人間拡張は3つの分野に分けられ、身体拡張 知覚拡張 存在拡張の分野で研究が進められています。

身体拡張

身体拡張とは人の運動能力を強化することです。数年前に発表された介護用のパワーアシストスーツが代表的で、機器を装着することで力の必要な作業を補助してくれます。

現在では介護だけでなく農業や物流業界での実用化されつつあります。

知覚拡張

知覚拡張とは人の五感に働きかけ、知覚を強化したり、別の人の知覚に変換したりする技術です。
知覚拡張はVR技術が有名ですね。人の見ている映像と動きが連動して仮想現実として脳に理解させます。

存在拡張

存在拡張とは遠隔地と空間の壁を超えることが出来る技術のことで、簡単に説明すると遠隔地の人間の動きを、こちらの人間にフィードバックさせて全く同じ動きをすることが可能な技術です。

例えば、ドコモのCMで表現されているような、ピアノを人を介して遠隔操作する技術を存在拡張と呼びます。

6Gと人間拡張にはどんな関係があるの?

6G通信は現在広まりつつある5Gより更に高速な通信になり、その速度は100Gbps以上のスピードでデータの伝送が可能になります。

現在主流になりつつある5Gは現在最高で10Gbpsであるので、5Gの10倍の速度で通信が可能になります。

6Gの遅延速度は1秒の1000分の1であり、人間の反応速度を超えた通信が可能なことから、6Gの人間拡張技術への応用が研究されています。

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CMのような人間の遠隔操作は可能なの?

現在の技術では、遠隔地のピアノを弾く動きをタイムロス無く再現するのは難しいです。

他にも課題が存在し、本人の意思を用いず指の動きを完全に再現するにはまだまだ時間が掛かります。

CMで表現しているのは「スキルをダウンロードできる時代」で、少し先の未来を表現しています。
ドコモでは2030年の実現を目指し研究を続けており、このような未来はそう遠くない話なのかもしれません。

まとめ

ドコモのCMで話題の「人間拡張」と6G通信について解説してきました。

人間拡張はテクノロジーで人間の能力を拡張させる技術のことで、VRやパワーアシストスーツも人間拡張の一部です。

人間拡張はまだまだ実用化には至らず、研究中の技術ではありますが、将来的に人間拡張の技術と6Gの高速通信の技術を用いれば、CMのようなピアノの遠隔演奏も可能と言われています。

そう遠くない未来で、これらの技術は当たり前になるかもしれませんね。

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