・画像引用元:ウィキペディア

トコジラミが日本各地で急速に増殖しています。
刺されると、かゆみや腫れに悩まされることになります。

そして、何より気になるのが「刺された跡は残るのか?」
ネットには心配や相談の声が多数寄せられています。

そこで、早速調べてみました。

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トコジラミに刺された跡は残る?

トコジラミに刺されると、次の日くらいから強いかゆみに襲われます。
刺された箇所は赤く腫れ上がり、水ぶくれになることもあります。

では、トコジラミに刺された跡はどれくらいで治るのか?

通常はかゆみがなくなるのに1〜2週間。
跡が消えるまでに1〜2ヶ月。

普通の虫刺されに比べると、長い時間がかかります。
特に、かきむしると治りが遅くなり、症状が悪化した場合はずっと跡が残ることがあるので要注意です。

トコジラミに刺されたときの治療法

自宅で手軽にできる治療法は熱湯で患部を温めるのが効果的です。
温度は我慢できるギリギリの45度くらいがいいでしょう。

他にも、
・ベーキングパウダーと水を少しずつ混ぜながら、患部に塗る
・レモン汁をコットンに染み込ませ、軽く患部を叩く

市販の治療薬では、

・ステロイド系かゆみ止めクリーム
・鎮痛薬を服用

悪化した場合は病院で治療を受ける必要があります。

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トコジラミはなぜ増えた?

トコジラミが増えた理由は外国人観光客の増加だと言われています。

トコジラミは欧米ではよく知られた害虫。
かつて日本でも繁殖していましたが、強力な殺虫剤によって撲滅されました。

しかし、近年、海外からの旅行者のスーツケースや手荷物にまじって日本に侵入。
ホテルや旅館に居着くようになったのです。

そして、宿泊客が今度は家にトコジラミを持ち込んで繁殖する。
こうして、トコジラミは広がっていったのです。

トコジラミのすさまじい繁殖力

トコジラミは1日3~6個産卵します。
1匹あたり死ぬまでに200~500個産卵するため、うっかり家に持ち帰ってしまうと、たちどころに増殖してしまいます。

また、生命力もあり、寒さにも強く、寿命の長いものは2年も生存すると言われています。

トコジラミの見分け方

トコジラミは身体の色は茶褐色で、頭は小さく、触角の後方に複眼があります。
ダニと違って肉眼で確認できるのも大きな特徴です。
体長はおよそ5㎜。中には8㎜くらいになるものもいます。

夜行性のため、見つけづらく、就寝中に刺されることが多いです。
衣服や布団から露出している腕や足などが刺されます。

トコジラミの駆除と費用

トコジラミの駆除は個人でやるのはやっかいです。
特に最近はスーパートコジラミと呼ばれる殺虫剤が効かないものも増えています。

そのため、完全に駆除するには専門業者に依頼する必要があります。

気になる費用ですが、意外に高額です。
大手ダスキンの場合、15平方メートルのホテルの部屋で7万円から。

一軒家の駆除を依頼すると、数十万円単位に費用がかかる場合もあるようです。

また、害虫駆除は悪徳業者が少なくありません。
依頼するときはしっかりと調べてだまされないようにしましょう。

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