西村宏堂(にしむら こうどう)さんは、浄土宗のお寺の僧侶でありながら、世界で活躍するメイクアップアーティスト、そしてLGBTQ当事者であり活動家でもあります。

日本の仏教界のLGBTQへの支援活動にも積極的に取り組んでいます。

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西村宏堂さんのプロフィール

・生年月日 1989年2月13日
・出身 東京都港区
・実家は浄土宗寺院
・ニューヨークのパーソンズ美術大学卒業

ニューヨークの美術大学でアートを学びながら、メイクアップアーティストのアシスタントの経験を積んだ後、ロサンゼルスのMakeup Designoryを卒業しました。

2015年に浄土宗僧侶の資格を取得。
国内外でLGBTQ人権活動家として講演を行っています。
2021年にはTIME誌の「Next Generation Leaders」に選出されています。

西村宏堂さんの経歴

西村宏堂さんがプロのメイクアップアーティストを目指すことになったのは、アメリカ留学中に出会った日本人の留学生。

彼女が勉強や人間関係で悩んでいたことに気づき、彼女を元気づけるためにメイクアップを行ったそうです。
この経験がきっかけで、プロのメイクアップアーティストを目指したとのことです。

その後、自分自身もメイクアップを楽しむようになり、著名なメイクアップアーティストのアシスタントとして働き、技術を身につけたそうです。

このような肩書を持つ西村宏堂さんの経歴には、留学中に出会った人々への思いやりや、自分のセクシュアリティに向き合う過程が反映されています。

自由な思考を持つ仲間たちと出会ったことで、セクシュアリティに真正面から向き合うことができるようになり、自分自身を隠さずに生きることができるようになったといいます。

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西村宏堂さんと仏教

実家がお寺である西村さんですが、若い頃は仏教界との関わりを避けてきたといいます。

しかし、美術大学で出会った仲間たちと本音を語り合う中で、自分自身を隠さず生きられるようになったといいます。
そして、自分自身がLGBTQであることについても向き合う必要性を感じたそうです。

一方、全日本仏教会はLGBTQの人々の支援を公式に表明。
関連するシンポジウムを開催するなど、仏教界におけるLGBTQの取り扱いについて模索しています。

こうした中、西村宏堂さんは、仏教界の代表として、またLGBTQ当事者の1人として、シンポジウムへの参加や啓発活動に取り組んでいます。

これらの取り組みが、仏教界においてLGBTQの受容や理解を深め、変化をもたらし始めているのです。

西村宏堂さんのまとめ

西村宏堂さんは仏教界の代表、そしてLGBTQ当事者の1人として、支援のあり方を模索するシンポジウムに参加しています。

仏教のお寺で僧侶として働く一方で、世界的に活躍するメイクアップアーティストでもあります。

また、仏教界の一員として、LGBTQの人々の支援を公式に表明した全日本仏教会の取り組みにも参加しており、シンポジウムにも出席しています。

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