車のハザードランプが勝手に点灯して困った経験は意外と多いようです。
もしも、ハザードランプが勝手に点滅した場合は、落ち着いてその場の様子に変わったことがないか、原因らしい事がないか探りましょう。その状況をよく観察するのが大事と言われています。
走行中、ハザードランプが点灯している場合の確認は大切です。
中には緊急事態のケースの場合があり助けが必要な事情があるかもしれません。
そこで、「ハザードランプが勝手に点滅する!原因と対処法」についてわかりやすく解説しますね。
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ハザードランプが勝手に点滅してしまう時に考えられる原因
勝手にハザードランプが点灯するときに考えられる原因として下記の3つが挙げられます。
その他、いろいろな不具合があり、重なり合って発生する場合もあります。
1)水没車、前歴がわからない中古車の場合
水に浸かっていると購入後数か月経ってからサビが原因で色々な所が壊れ始めます。
2)単純なスイッチの接触不良
3)コンピューター故障
正常な時はハザードはスイッチを押す事で点灯します。
このメカニズムは0Vor12Vが入力されて制御されています。
これはコンピューターのしきい値により、ON、OFFを切り替えられるように、決められた電圧によりその値を境にし、点滅するようにできています。
コンピューターがハザードを点滅するか、しないかの判断をするための12Vか0Vで制御になっています。
すなわち、ハザードスイッチを押さない時は12V、押すと0Vとなります。
ハザードランプが点滅してしまう事例がインターネット上で同じような症状がたくさんの方から投稿されています。
具体例を紹介しますね。
・車種によりますが、ハザード上のエアコンの吹き出し口に付けたドリンクホルダーに飲み物を置き、ドリンクホルダーに入れた飲み物が、下側にあるハザードを押していたのです。
250mlでは押すことはありませんが、350mlの飲み物だと押してしまうのです。
特に運転中の危険な行動です。
・朝、車を見るとハザードランプが点灯していました。
ハザードランプのスイッチをON、OFFすると消えたので会社に行く途中、信号で止まった時に又点灯し、走行中にも点灯しました。とても心臓に悪いです。
ハザードランプが勝手に点滅したらどうする?
昔の車とは違い新しい車種は、緊急ブレーキでハザード点滅する車両もあります。
最近の車は 電子制御化されており、普通には修理が難しくなっています。
最近の車は、ウィンカーやハザードランプは勿論、ルームランプまでコンピュータでほぼ制御されており、そのような場合は、ディーラーの診断機に繋いで原因の特定が必要です。
ハザードランプが消えず点灯した場合は、専門の電気に詳しい整備士の工場で点検整備をお願いしましょう。
ハザードスイッチの故障とは、ハザードスイッチ関係・配線・カプラ・コネクター ハザードスイッチリレー関係など精密な電子機器の構造になっています。
アナログ的な知識では真の原因や適切な整備はできません。
ハザードランプがつけっぱなしだとどうなる?
ハザードランプは、つけっぱなしにしておくと、やがてバッテリーが上がります。
数時間程度でバッテリーが上がり車が動かなくなるので、つけた後は切り忘れないようにしましょう。
もしも、バッテリーが上がった時は、ブースターケーブルを使うと充電できます。
車のハザードランプはウィンカー同様、車の動きを事前に周囲に知らせる重要な安全装置です。
道路交通法ではハザードランプの使用に関する義務が定められており、ハザードランプは正しく使用する必要があります。
しかし、ハザードランプは、サンキューハザードのように、本来の目的から逸脱した目的で使用されていることも多々あります。
ハザードランプの誤った使い方で事故を起こさないためにも、車のハザードランプの正しい使い方について確認しましょう。
ハザードランプの正しい使い方は?
ハザードランプの意味は、危険を知らせる合図です。
正式名称は「非常点滅表示灯」と呼ばれ、「前方に何かしらの危険、異常があるので気を付けて下さい」というメッセージを伝える時に使います。
この意味に当てはまるのが次のケースです。
車が故障したとき
例えば、タイヤがパンクしたり、ガソリンがなくなってしまったなど、車が動かなくなってしまった場合にハザードランプを点滅させます。
これは異常を知らせることで、後続車から追突されたりすることを防ぎます。
渋滞の時
高速道路での渋滞の時に使用します。
高速道路では帰省シーズンでない限り渋滞は起こりにくいですが、事故が起きた場合や異常事態が起こった場合などは渋滞になる可能性があります。
まとめ
私もこんな経験をしたことがあります。
車を運転している時に、直前のバンがウインカーを突然点滅し、急に路肩に偏り停止し、不審な動きを始めました。私、何だろう?と思ってその後に停車しました。
すると、運転席に座っていたのは女性でした。車の窓をノックしました。
車の中の人は顔色が悪く急に気分が悪くなったようです。
直ぐに、119を掛け緊急事態を知らせ、数分で駆け付けて頂きました。
その方は大事に至らず回復されたようです。
ハザードランプは、とっさの判断が求められる瞬間など、車社会には無くてはならない機能です。
いつ訪れるか分からない場合役立つ機能です。
「誰かを助けるために行動できる」大事な機能です。常に正しく整備するという心構えを持っておきたいものです。