浅草や鎌倉、京都などの観光地で最近よく見かける人力車。
お客さんを乗せて颯爽と街を走る姿がかっこいいという人も多いようです。

そこで気になるのが、人力車を引く仕事。
見るからに体力が必要できつそうですが、実際はどうなのでしょうか?

人力車の仕事の実態と給与を調べてみました。

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人力車の仕事内容

人力車を引く仕事をする人は車夫(しゃふ)と呼ばれます。
仕事はお客さんを乗せて観光案内すること。

体力が必要なのは当然ですが、接客業なのでサービス精神も求められます。

周辺の観光知識を熟知する必要がありますし、お客さんの質問には何でも答えなければなりません。

人力車の給料

人力車の車夫になるとどれくらい稼げるのでしょうか?

収入は時給制と歩合制の2種類あります。

時給制の給与

東京浅草で人力車サービスを行っている東京力車の採用ページを見てみると、以下のように書かれています。

・資格:18歳以上の男女(専門知識、経験は一切不要)
・勤務条件: 週1日以上、1日6時間以上
・出勤時間:9:00〜18:00
・給与:時給1800円(研修後の30勤務まで)
※各種賞金+歩合+食事手当あり

人力車の車夫になるには1~3ヶ月の研修期間があり、研修中の時給は1013円。
卒業試験に合格したらデビューできます。

30回の勤務までは時給1800円ですが、実力に応じて時給は3100円までアップするようです。

歩合制の給与

一方、歩合制の場合は会社や場所によって異なりますが、だいたい売り上げの5割くらいもらえることが多いようです。

仮に一日5万円売り上げれば、2万5千円が車夫の収入になります。

ちなみに、人力車の料金は2人乗せて30分で9,000円くらい。
5万円売り上げるにはお客さんを乗せる時間は3時間弱。

半分の2万5千円が収入ということは時給8,000円以上。
バイトとしてはかなりの高収入であることは間違いありません。

ただし、歩合制の場合はタクシーの運転手と同じように自分で客を探さなければならないこともあり、お客さんがいなければ収入は得られません。

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人力車の車夫はどれくらいきつい?

車夫は客を乗せて人力車を引っぱるため、仕事はきつそうですが、実際はどうなのでしょうか?

ちなみに、人力車の重さは約90kg。そこに大人2人が乗った場合、総重量は200kgを超えます。
かなりの重量になりますが、引いてみると意外と軽いそうです。

引き始めは体力が必要ですが、いったんスピードに乗ってしまうと加速がつくため、力はいらないとのこと。
また、梶棒を水平に保つことでテコの原理が働くため、重さは感じないそうです。

逆に止まるときの方が足でブレーキをかけることになるため、体力が必要になるようです。

実際、若い女性の車夫もいるぐらいなので、見た目ほど体力は必要ないのかもしれません。

むしろ人力車の車夫に求められるのは接客力
お客さんとコミュ力の方が重要だったりするのです。

人力車のバイトまとめ

ということで、人力車の車夫の仕事について紹介しましたが、収入的には悪くないバイトのようです。

想像してたよりも体力的にはきつくないみたいで、人を接待することが好きな人には向いています。
興味のある人は求人に応募してみてはいかがでしょうか。

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