引っ越し後の挨拶は、これからお世話になる近所の方へのマナーですが、いったいどこまでの範囲に挨拶をしたらいいのか疑問ですよね。
どんな人が住んでいるのか、最初に挨拶に行って把握することで、安心して住むことができます。
今回は引っ越しの挨拶の範囲とマナーについて解説します。
挨拶が必要な範囲は?
一軒家に引っ越した際に挨拶が必要とされている範囲は、隣接している家と言われています。
挨拶が必要な家の件数は8件で、一軒家を上空から想像してみると分かりやすいです。
両隣の2件、道路を挟んだ家と裏手の家で2件、斜めに建っている家で4件の合計8件です。
それ以上の範囲は顔を合わせた際に挨拶をする程度でいいでしょう。
隣接する家には生活音も聞こえやすく迷惑をかけてしまうことも多いため、隣接する家へ挨拶するのが一般的と言われています。
引っ越し挨拶は大切
隣接する家には生活音や、車のエンジン音などで迷惑をかける可能性がありますので、トラブルを防ぐために挨拶は必ず行いましょう。
しかし、実際に引っ越した方々へアンケートを取った結果は、隣接する家への挨拶は43%。
21%は2件隣まで、15%がその他の回答 そして驚くことに21%の方が挨拶はしないという結果になりました。
この結果を見ると、近年では引っ越しの挨拶をしない家庭も増えているようです。
しかし、引っ越して来た人から挨拶がないと悪い印象を持つ方もいますので、引っ越しの挨拶は欠かさずに行いましょう。
賃貸でない一軒家に住んでいる方は、地域の自治会への挨拶を行っておくと、ゴミの収集や地域のルールを優しく教えてもらえるかもしれません。
挨拶に手土産は必要?
引っ越しの挨拶をするにあたって、必ずしも手土産は必要ではありません。
しかし、より好印象を持って貰うために手土産は有効です。
手土産の相場は500円から1,000円程度が相場とされています。
あまり高価な物を手土産にしてしまうと、受け取りづらいことがあります。
手土産に選ぶのは、お菓子やタオルが一般的です。
お菓子を送る場合は家族構成が分からないので、多めに小分けされた賞味期限の長い物を選びましょう。
まとめ
引っ越しの挨拶範囲とマナーについて解説してきました。
一軒家に引っ越した際に挨拶が必要とされている範囲は、隣接している家と言われており、挨拶が必要な家は自身の家を中心とした周囲の8件です。
最近は引っ越しの挨拶をしない方も増えていますが、隣接する家には生活音や車のエンジン音などで迷惑をかける可能性があります。
引っ越した先にどんな方が住んでいるか分かりませんので、トラブルを防ぐために挨拶は必ず行いましょう。