皆さんの生活に馴染み深い硬貨ですが、希少価値の高い硬貨が存在することはご存じですか?
価値の高い硬貨のことをプレミアム硬貨と呼び、通常の硬貨よりも高い金額で取引されます。
この記事ではそんなプレミアム硬貨について調べてみました。
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平成発行のレアな100円玉は?
平成に発行された100円硬貨の中にはレアな硬貨が存在します。
その100円硬貨とは平成13年と14年に発行された硬貨です。
平成13年と14年に100円硬貨は発行数が大幅に減少したことが理由で希少価値が付いています。
製造の多い年は400,000,000枚から300,000,000枚程度作られていました。
ところが、平成13年に製造された100円硬貨は8,024,000枚で、平成14年に製造された100円硬貨は10,667,000枚ですので、希少価値が高くなっているのです。
レアな100円玉のプレミア価格と取引相場
平成13年と14年の100円硬貨ですが、どれくらいの価値があるのか?
取引相場で言えば、通常の100円硬貨と比べ3~4倍となっています。
プレミアムと言われる硬貨が100円の3~4倍と言われると少し残念に感じるかもしれませんが、流通しているお金なので人が触れて汚れや傷がついてしまい、価値が落ちてしまうのです。
仮に未使用の平成13年製造の100円硬貨ならば、通常では考えられない価格で取引されます。
プレミアがつく効果の年号と種類
各硬貨のプレミアがつく硬貨の年号をまとめてみました。
1円硬貨
平成23年、24年、25年に発行されたものにプレミアが付きます。
製造枚数が多い年度は116,100,000枚ほど製造されていました。
しかし、平成23年は456,000枚 平成24年は659,000枚 平成25年は554,000枚です。
5円硬貨
平成22~25年に製造されたものが価値があります。
この頃製造された硬貨は500,000枚前後です。多い年には1,000,000,000枚程度製造されますので、価値も高くなります。
10円硬貨
平成に製造された中にはプレミアの付いた硬貨は少ないです。
10円では昭和に製造されたギザ10が有名で、とても価値の高い硬貨として知られています。
その影響か平成に製造された硬貨にはあまりプレミアは付きません。
50円硬貨
平成22年から25年に製造されたものが価値の高い硬貨になります。
平成22年から25年の間はどの硬貨も製造される数が少なくなっており、プレミアの付く硬貨が多くなっています。
500円硬貨
他の硬貨に比べプレミアの付いている硬貨は少ない傾向にあります。
新硬貨に変わって年数が浅いことも、価値の付き方に影響しているのかと思います。
まとめ
通常の硬貨より価値の高い、プレミア硬貨について解説してきました。
硬貨は製造された年度により価値が左右されます。
状態の良い綺麗な硬貨ですと、その分価値も高くなる傾向にありますので、皆さんも財布の中や古い貯金箱に入っている硬貨を探してみてはいかがでしょうか?