日本は借金大国と言われて久しいですが、その一方で個人の金融資産は年々増えています。

みずほ総研によると、その額は1,830兆円(2017年調査)。
世帯主の年齢が高くなるほど資産が増加する傾向にあります。

では、都道府県別で見ると、どの県が金持ちの人が多いのか?
気になる人も多いと思うので、調べてみました。

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都道府県別「資産総額ランキング」

最も資産を持つ都道府県はどこか?
これは言わずもがな、東京都です。

総務省『2019年全国家計構造調査』によると、東京都は4,701万円
2位以下は以下のようになっています。

2位 神奈川県 3,787万円
3位 愛知県 3,489万円
4位 埼玉県 3,220万円
5位 奈良県 3,204万円
6位 京都府 3,013万円
7位 千葉県 2,989万円
8位 兵庫県 2,976万円
9位 静岡県 2,933万円
10位 大阪府 2,688万円

ちなみに、家計資産総額とは「純金融資産」(金融資産残高から金融負債残高を引いたもの)と「住宅・宅地資産」(居住用以外も含む)を合わせたものを指します。

地価の高い東京が1位になるのは当然と言えば当然ですが、では、総資産額の少ない県はどうなっているのでしょうか?

「資産総額」が少ない県ランキング

資産総額が最も少ない県は北海道で1431万円です。

1位の東京都との差は何と3,270万円。

ワースト順で見ていくと、以下のようになります。

46位 青森県 1,454万円
45位 鹿児島県 1,474万円
44位 秋田県 1,503万円
43位 宮崎県 1,504万円
42位 長崎県 1,614万円
41位 佐賀県 1,641万円
40位 大分県 1,691万円
39位 高知県 1,840万円
38位 山形県 1,868万円
37位 山口県 1,873万円

では、金融資産残高だけで都道府県別のランキングにみてみましょう、

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都道府県別「金融資産残高」ランキング

不動産を除いた資産ランキングを見てみると、順位は大きく変わります。

1位 神奈川県 1,607万円
2位 奈良県 1,564万円
3位 愛知県 1,557万円
4位 富山県 1,546万円
5位 岐阜県 1,480万円

1位の東京は何と9位まで順位を落とし、1,420万円となっています。

「金融資産残高」が少ない県ランキング

一方、金融資産残高少ない県をワースト順に見てみましょう。

47位 沖縄県 603万円
46位 鹿児島 746万円
45位 青森県 784万円
44位 宮崎県 792万円
43位 北海道 867万円
42位 大分県 912万円
41位 熊本県 925万円
40位 秋田県 956万円

1位の神奈川県と最下位の沖縄県では1,000万円近い開きがあります。

おわりに

いかがだったでしょうか?

都道府県別で資産ランキングを見てみると、貧富の差がかなり目立ちます。

老後資金が2,000万円足りないという問題が大きく取り上げられたことがありましたが、「資産がある人とない人」の格差は依然広がったままです。

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