テレビドラマなどでは、書類送検や不起訴処分などのワードをよく聞きますよね?
驚きかもしれませんが、法律上で書類送検という名称はありません。
正しくは法律用語の「送致」というようです。

分かっているようで、よく分からないことが多いですね。

検察庁に書類送検されて、起訴されると出頭命令がきますが、不起訴の場合はどうなるのか?
不起訴処分は通知されないの?では不起訴処分は前科がつくのでしょうか?

書類送検や不起訴については、疑問に思うことは結構あると思いますので、わかりやすく説明していきたいと思います。

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不起訴処分とは?起訴猶予、無罪との違い

刑事、検事ドラマではよく聞く「不起訴処分」ですが、そもそもどういうことなのでしょうか?
簡単に言えば、起訴せずに刑事事件を終わらせる処分のことなんですね。

不起訴処分は罪に問わないということです。
この判断ができるのは検察官だけです。

逆に、起訴は罪に問うというです。
この場合、検察庁より出頭命令が下ります。

起訴されない限りは有罪も無罪も関係ないのです。

では、起訴猶予とは何でしょうか?

起訴猶予とは?

起訴猶予とは、事情を考慮して不起訴となる場合で、不起訴処分の90%を占めています。
事件の60%が起訴猶予で終結するようです。

流れとしては、被疑者が犯行を認めて、被害者への示談交渉などを進めていき、起訴猶予になります。
一般的に、起訴猶予を得るためには弁護士などの手助けが必要となります。

不起訴処分は前科は付く?

まずは、前科についての説明からします。

前科とは、刑事裁判において有罪判決の復歴です。
(有罪になったことの記録です)

では、不起訴処分に前科は付くのでしょうか?
ズバリ!つきません。
不起訴処分では前科が付かないのです。

しかし前科という形ではなく、「前歴」として警察に記録が残ります。
前歴は付いても、日常生活に支障はないようです。

前科は付くのは書類送検で起訴され有罪になったときです。
裁判で有罪判決を受けてしまったら前科は付きます。

日本の刑事裁判では有罪率99.8%なので、起訴されるとほとんど前科は付きます。

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不起訴になったことを知る方法

被疑者に対して、不起訴の理由は告知されません。
通知書類も届きません。

何だかモヤモヤしてしまいそうですね。

不起訴処分になったことを知るにはどうすればいいのでしょうか?
検察庁によって交付の仕方が様々ですが、告知書が請求できます。

不起訴理由が知りたい場合は、不起訴処分告知書を請求してください。
弁護士を介して申請も可能です。

まとめ

今回は、書類送検で不起訴になった場合についていろいろご紹介していきました。
いかがでしたでしょうか?
それにしても、日本の刑事裁判における有罪率の高さには驚きますね。

世界一の有罪率と言われていて、起訴されたら無罪を勝ち取るのはほとんど不可能と思って間違いありません。

以前松本潤主演の99.9というドラマがありましたが、ご存知でしょうか?
実際には冤罪で逮捕される人も結構多いんですよね。

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