「同士」と「同志」は、どちらも「どうし」と読みますが、意味や使い方が異なります。
そこで、「同士」と「同志」の意味の違いと、それぞれの活用例を紹介したいと思います。
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「同士」と「同志」の意味の違い
「同士」と「同志」の意味の違いは、以下のようになります。
同士の意味
「同士」は、互いに同じ関係や状況にある人を表します。
例えば、「同僚同士」「友人同士」「恋人同士」などと使います。
同志の意味
「同志」は、自分と同じ意見や目的・理想を持つ人を表します。
例えば、「同志社大学」「革命の同志」「同志を募る」などと使います。
「同士」は、同じくくりに入る人を指す言葉であり、「同志」は、同じ志を持つ人を指す言葉です。
この違いを覚えておきましょう。
「同士」と「同志」の使い方の例文
それでは、「同士」と「同志」の使い方の例文を見ていきましょう。
「同士」の使い方の例文
• 「彼女とは同じ部署の同士だが、仲が良くない」
• 「独身の者同士で集まって飲み会を開いた」
• 「彼とは幼馴染で、親同士も仲が良い」
• 「同じ趣味を持つ者同士で交流を深めたい」
• 「彼らはライバル同士だが、尊敬し合っている」
「同志」の使い方の例文
• 「彼は学生運動の同志だったが、今は政治家になっている」
• 「彼女は私の同志であり、親友でもある」
• 「同志社大学はキリスト教の精神に基づいて創立された」
• 「同志を募って、社会問題に取り組む団体を作った」
• 「彼は同志の裏切りによって命を落とした」
「同士」と「同志」の違いのまとめ
「同士」と「同志」は、漢字の違いによって意味や使い方が異なります。
「同士」は、互いに同じ関係や状況にある人を表し、「同志」は、自分と同じ意見や目的・理想を持つ人を表します。
ということで、両者の意味の違いと、それぞれの活用例を紹介しました。
同音異義語は、間違えやすいので、注意して使いましょう。