マジックミラーは、ハーフミラーとも呼ばれます。
片方から見ると鏡のようにみえますが、もう片方から見るとガラスのように向こう側が見える鏡のことです。
マジックミラーはプライバシーの保護や、盗難・万引き防止に使われますが、良くない噂もあります。
ラブホテルや更衣室に仕掛けられているといったもの。
これが事実だとしたら、大問題ですね。
そこで、マジックミラーの仕組みと構造、さらに見破る方法について紹介したいと思います。
Contents
マジックミラーの構造と仕組み
マジックミラーの原理は、「光の反射」を利用したモノです。
たとえば、窓ガラスは向こう側が見えますが、光の反射で自分の姿が映り込むことがあります。
この反射する光の量を大幅に増やしたガラスを鏡のように見せているのです。
このガラスの原理を使えば、明るい所では鏡にしか見えないが、暗い所から見ると、明るい所を見ることができるというわけです。
それでも、まだわかりづらいと思うので、詳しくは以下の動画をご覧下さい。
普通の鏡とマジックミラーを見破る方法
では、普通の鏡とマジックミラーをどうやって見破ればいいのか?
「鏡が壁に埋め込まれているかをみる」
鏡が壁にきちんと埋め込まれているかどうかを調べてみましょう。
後ろに壁があれば、普通の鏡です。
「部屋の灯りを消して真っ暗にする」
これは明るい所では鏡にしか見えないというマジックミラーの性質を利用したもの。
もしマジックミラーだったら、向こうの部屋との明るさに差が出て、鏡の奥が明るく見えるはずです。
「鏡を叩いてみる」
普通の鏡は叩くと鈍い音がします。
しかし、マジックミラーの場合は、向こう側に空間があるため、反響音が聞こえるはずです。
「指を鏡に押し付けてみる」
普通の鏡は指を押し付けたときに鏡の像と指との間にすき間ができません。
わかりにくいかもしれませんが、指の映り方をチェックすることで判断できます。
ラブホテルや更衣室のマジックミラー説の真偽
まずラブホテルの鏡はマジックミラー説ですが、これは噂に過ぎないようです。
ラブホテルはほとんどの場合、灯りが消されていて部屋が暗いです。
マジックミラーは構造上、明るい部屋でないと見えません。
したがってマジックミラーを置いても意味がないのです。
一方、更衣室ですが、こちらはバレたときは即犯罪が発覚するため、マジックミラーである可能性は低いでしょう。
ただし、更衣室は明るいため、特殊なスペースに仕掛けられると、筒抜けになる恐さはあります。
マジックミラーの値段
では、マジックミラーはいくらくらいするのか?
販売店によって違いはありますが、おおよその相場は3万円(90cmx90cm)くらい。
特殊な鏡なのでこれくらいはするんでしょうね。
まとめ
ということで、マジックミラーについてご紹介しました。
マジックミラーにはいろんな噂がありますが、心配しすぎる必要はないようです。
それでも気になる場合は、今回紹介した見破る方法を試してみてください。
ほぼ間違いなく見破れるはずです。