日々新製品が続々と販売されているテレビやエアコンなどの家電製品。
「そろそろ買い換え時だなぁ」
「今使っている物をどう処分しようか?」
「そもそも家電リサイクルって何だ」
と今使用中の家電製品から新製品に換える時に気になるのが
家電の処分についてです。
家電リサイクル料金や使用済みの製品の引き取りなど意外と知らないことは
多いはずです。
そこで今回はテレビ・エアコン・洗濯機のリサイクル料金や運搬料、使用済み家電の
処分方法についてご紹介します。
Contents
家電リサイクル料金の目安
家電の買い換えの際、使わなくなった家電製品のうち、テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機
・衣類乾燥機・エアコンについては家電リサイクル法に基づき、有料で引き取る事が義務付けられています。
ここではヤマダ電機のヤマダウェブコムの情報を参考に解説します。
テレビだけではなくエアコン、冷蔵庫、洗濯機も
上記の製品のリサイクル料金は取り扱いメーカーや製品の種類・サイズに
より料金が決められています。
テレビ (料金は税込)
テレビの型式 | ブラウン管 | 液晶・プラズマ |
15型以下 | Aグループ 1,320円
Bグループ 1,870円 指定メーカー 3,100円 ヤマダデンキ製品 1,595円 |
A・Bグループ 1,870円
指定法人 3,100円
|
16型以上 | Aグループ 2,420円
Bグループ 2,970円 指定メーカー 3,700円 ヤマダデンキ製品 2,695円 |
A・Bグループ 2,970円
指定法人 3,700円 |
冷蔵庫(料金は税込)
冷蔵庫のサイズ | |
~170L以下 | A・Bグループ 3,740円
指定メーカー 5,200円 ヤマダデンキ製品 4,015円 ドメティック 5,599円 |
~170L以上 | A・Bグループ 4,730円
指定メーカー 5,600円 ヤマダデンキ製品 5,005円 ドメティック 6,149円 |
洗濯機(料金は税込)
・A・Bグループ 2,530円
・指定メーカー 3,300円
・ヤマダデンキ製品 2,805円
・サムスン電子ジャパン 2,640円
エアコン(料金は税込)
・A・Bグループ 990円
・指定メーカー 2,000円
・ヤンマーエネルギー 9,900円
リサイクル料金は製品のメーカーによってグループ分けが行われており、
それぞれに応じた料金が決められています。
まずは自宅にある処分する家電製品がどのメーカーなのか
調べてみましょう。
詳しくはヤマダウェブコムのページに記載されています。
テレビの処分は運搬料金もそれなりにかかる
使用済みの家電製品の処分にはリサイクル料金の他に
家電製品の収集と運搬に対しての運搬料金もかかります。
運搬料金についてもヤマダウェブサイトを参考にしてみます。
エアコン、冷蔵庫、洗濯機の運搬料金も家電製品の種類やサイズの区分けはなく、一律1,650円(税込)の収集運搬料がかかります。
更に訪問回収費として、一律2,750円(税込)
リサイクル品の追加に550円(税込)の料金が発生します。
分かりやすくイメージすると、
• 16型の液晶テレビ(Aグループ)を処分する際、かかる費用は、
・リサイクル料 2,970円
・収集運搬料金 1,650円
・訪問回収費 2,750円
合計で7,370円の費用を支払うことになります。
これではせっかく新しい家電を購入したのに更にリサイクル料金が
かかるとがっかりしてしまいますよね。
次の項目では家電の主な3つの処分方法を解説していきます。
家電を処分する3つの方法
1. 家電販売店に引き取りを依頼する
家電販売店では新しい家電品を購入の際、リサイクル料金が発生する
家電であれば使用済みの製品の引き取りサービスを行なっています。
上記の様にリサイクル料金+収集運搬料+訪問回収料がかかりますが、使用済みの製品の回収を行ってくれる事を考えると使いやすいサービスなのではないでしょうか。
また、訪問日も都合にあわせて設定してくれるため、忙しい合間でも引き取りを依頼できます。
2. 家電リサイクル受付センターに申し込む
東京23区などには家電受付リサイクルセンターがあり、電話やインターネットで使用済みの家電製品の収集受付を行っています。
家電販売店と同様にリサイクル料金に収集運搬料金がかかりますが、自分で収集日を決められるため、使いやすいサービスです。
ただし、申し込みの際、処分する家電製品のメーカーや大きさなどを詳しく入力する必要があるので、事前に調べてから申し込みを行う様にしましょう。
3. 自分で指定引取場所に持ち込む
自分の住まいの使用済み家電製品の指定引き取り場所に持ちこむ事でリサイクル料金を支払うだけで済む方法です。
事前に処分する家電製品の種類やサイズを調べてからリサイクル料金を郵便局の窓口で支払う事で処分する家電製品のリサイクル券が発行されます。
発行されたリサイクル券を処分する家電製品に貼り付けてから、指定の引き取り場所に持ちこむと引き取ってもらえます。
ただし、
• 家電製品を載せられる大きさの自家用車が必要
• 重たい家電製品を載せる際に人手が必要
などのデメリットがあるため、あまりおすすめできない方法です。
詳しくは一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センターの公式ページに記載されています。
まとめ
使用済みの家電製品の処分には家電の種類・サイズに応じたリサイクル料金と収集運搬料金・訪問回収料の費用がかかります。
リサイクル料金はあらかじめ決まっているため、引き取り先の家電販売店や家電受付センターの運搬料金などを事前に調べておく事で費用の目安がわかります。
費用の目安を知って効率よく家電製品を処分することをおすすめします。
今回の記事を参考にして頂けると幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。