・画像引用元:ヤフーニュース

香港で大規模なデモが起きています。
12日にはデモ隊と警察とが衝突。多くの負傷者が出ています。
香港では9日、100万人デモが行われるなど混乱が続いています。
なぜ香港でデモは起きたのか?わかりやすく記事にまとめてみました。

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香港でデモが起きている理由

デモの原因となっているのは、「逃亡犯条例改正案」

この条例は、中国本土への容疑者引き渡しを可能にするものです。
12日から立法会で審議が始まる予定で、法案は今月中に可決されるとみられています。

今回の改正案が成立すれば、香港住人だけでなく、香港に住んだり渡航した外国人や中国人までもが、中国側からの要請があれば本土に引き渡されることになります。

逃亡犯条例改正案とは?

現在、香港はアメリカなど20カ国と犯罪人引き渡し協定を結んでいます。
しかし、中国本土やマカオ、台湾との間では協定は結ばれていません。

改正案は、中国本土やマカオ、台湾への身柄引き渡しも認めようというものです。

香港当局は、「法の抜け穴をふさぐため」必要な措置だとしています。

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多くの香港市民が反対するのはなぜ?

香港の人たちはなぜ逃亡犯条例改正案に反対するのでしょうか?
1997年にイギリスから中国に返還されて以来、香港は「一国二制度」がとられ、法的にも独立性が保たれています。

しかし、逃亡犯条例改正案が成立すれば、香港にいる全ての人が中国本土の司法制度の対象となってしまいます。
その結果、人権上問題のある拘束や拷問にさらされかねないという懸念を多くの人が持っているのです。

中国政府を批判すると、逮捕されるのでは?
そんな不安が市民に広がっているというわけです。

香港政府の言い分は?

これだけ市民が反対する条例案について、
香港政府は次のように主張しています。

・新法の対象になるのは禁錮7年以上の重大な犯罪だけ
・集会や言論の自由に関連した犯罪は引き渡しの対象にならない
・犯罪人の引き渡し要請は香港と本土両方の法律で犯罪として規定されたものでなければならない

これだけ限定された条例案なので問題はないというわけです。
さらに、改定案をできるだけ早くに可決しなければ、
香港市民の安全がリスクにさらされ、
香港が「引き続き犯罪者の隠れ場所になる」としています。

なぜ市民は香港当局を信用しないのか?

市民が香港当局を信用しないのは、法案を進めている香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が中国寄りの人物だからです。
中国の支配を恐れる人たちは、彼を裏切り者だと非難しています。

香港政府は政治犯罪が対象外だと強調してきましたが、中国政府がでっち上げの容疑で香港市民や外国人の引き渡しを求めかねないという不信感が根強くあるのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
香港市民がいかに中国政府を信用していないかがよくわかったのではないでしょうか?

香港はもともとイギリス領だったため、民主的な気質がありました。
そんな人たちにとって、中国はやはり今でも怖い国なんでしょうね。

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