誕生日ってよくよく考えてみると、謎が多いですよね。
たとえば、日本人で一番多い誕生日って何月何日なのか?
逆に最も少ない日は?
言われてみると、気になりませんか?
実は、一番多い誕生日は4月2日、一番少ないのは2月29日なんです。
2月29日は閏年で4年に1回なのでわかりますが、4月2日は何で?って思いますよね。
そこで、調べてみると、面白いことがわかってきました。
ちなみに、このデータは2017年に放送された「ハク学の壁」という番組で紹介されたもの。
厚生労働省で閲覧可能な誕生日のデータ(1981~2015年)を元に、生年月日のランキングを集計した結果、わかったそうです。
・出典:birthdayrank.pdf
※2021年9月10日放送の「高校生クイズ2021」では、12月25日を正解としていました。
上記の「ハク学の壁」のデータでは、12月25日は3位となっています。
ちなみに、いくつかの難関高校の出場者が4月2日と解答していました。
高校生クイズでは、出典が明らかにされていませんので、この記事では4月2日とします。
一番多い誕生日が4月2日なのはなぜ?
4月2日と言われてまず思い浮かぶのが、学年の変わり目だということ。
4月2日生まれは、365日の中で最も早い誕生日です。
その前日の4月1日は最も遅く生まれた子になります。
4月2日生まれと4月1日生まれでは同学年でも1年違うことになり、親にとっては成長の差が気になるところですね。
ちなみに、4月1日生まれは360位。
なぜこんなに順位に差があるのか?
ハッキリした理由はわかりませんが、親が何らかの調整をしているのでは?と思ってしまいますね。
子供が不利にならないように配慮した可能性はあります。
一番少ない誕生日はいつ?
一番少ないのが2月29日なのはわかりますが、2番目に少ないのは何月何日なのか?
答えは1月1日。
年末年始は休みなので、病院の事情もあるのか?
ちなみに、1月2日は364位、1月3日は362位、12月31日は363位です。
こうしてみると、やはり何らかの調整が働いているのでは?と考えられますね。
連休中の誕生日は少ない
休みと言えば、ゴールデンウィークにも同様の傾向があります。
・5月3日 354位
・5月4日 353位
・5月5日 356位
ちなみに、連休の出産はかなり多いという特徴もあります。
5月1日は6位、5月2日は7位です。
一番多い誕生日は何月?
では、月別に見ると、一番多い誕生日は何月なのか?
答えは9月。
ベスト10に5つも入っています。
9月25日は2位、9月26日は4位、9月18日は5位にランクインしています。
ちなみに、3位は12月25日のクリスマス。
これも理由はわかりませんが、なんか興味深いですね。
まとめ
ということで、日本人の誕生日の謎に迫ってみました。
それにしても、4月2日が一番多いというのは面白いですね。
親の都合が働いているとしか思えません。
生まれたのは4月1日だけど、出生届は4月2日で出したという親は意外と多いのではないでしょうか?