厚生労働省は10日、緊急避妊薬を医療機関に行かなくてもオンライン診療で処方を認める方針を決めました。
緊急避妊薬は性暴力や避妊の失敗による望まない妊娠を避けるために飲むものです。
そこで、緊急避妊薬の効果や値段、副作用について調べてみました。

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緊急避妊薬とは?

緊急避妊薬は避妊をしないで性行為をしてしまったり、避妊具が破けるなどのトラブルが起きたときに、服用することで、妊娠を防止するという方法です。
その代表的な薬は緊急避妊ピル、アフターピルと呼ばれるものです。

緊急避妊ピルは、以下のような作用があります。

・排卵を遅延させ、受精を防ぐ
・内膜を急激に変化させ、受精、着床を防ぐ

緊急避妊ピルは性行為の72時間以内に服用する必要があります。

緊急避妊薬のオンライン処方は当初性犯罪の被害者らに限る案が示されていましたが、見直しを求める声を受けて厚労省は対象を広げました。

緊急避妊薬オンライン処方の条件

・近くに受診可能な医療機関がない場合
・心理的不安で足を運べない女性

オンライン診療する医師は、産婦人科医か、厚労省が指定する研修の受講者に限られます。
処方された避妊薬で妊娠を防げたかを確認するため、3週間後に産婦人科を受診することを利用者に約束させる必要があります。

また、転売防止のために処方は1錠のみとし、薬局の薬剤師の目の前で飲むという条件がつけられています。
つまり、ネットで行えるのは、医師の診療だけで、処方するのは薬剤師。
薬局で緊急避妊薬を受け取って、その場で飲む必要があるわけです。

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ネットの反応

・緊急避妊薬って、市場に一般化すると何か問題があるんでしょうか?

・もし薬局で買えるようになったら、ただ飲めば妊娠を回避できると思う若い子は沢山いると思います。
軽々しくこれで生でできると勘違いする子もでてくるでしょう。
そう行ったことを義務教育内できちんと教えることができないならば売るべきではないと思います。

・ある程度規制は必要だけど、もう少し手軽に入手できた方がいいと思う。
安易に使うのは勿論良くない。でも、望まない妊娠をしてしまって中絶となれば、母体への負担も大きくなる。
ましてや望まない出産をして、虐待をしてしまうことだってあるわけだから。

・性犯罪に遭われた方には絶対に必要だと思うし、なぜ今までこのようなシステムがなかったのか。
処方された目の前で飲むことに異議を唱えている方もいらっしゃるが、強い薬だろうし確かに悪用や転売も考えられるので、それは仕方のないことだと思う。

・妊娠、出産は、女性の意志が最大限尊重されるべき。
好きな人の子でも産みたいとは限らない。
どの方法を選んでも心身にダメージを負うのが女性なら、選択肢は多い方がいい。

・引用元:ヤフーニュース

緊急避妊薬の効果

緊急避妊ピルは性交渉後の妊娠を防止しますが、100%いうわけではありません。
正確に使用した場合でもおよそ2%に妊娠を防止できない場合があると言われています。

緊急避妊ピルには、排卵を抑制する、受精を妨げる、子宮への受精卵の着床を阻止する働きがあります。
しかし、受精卵が子宮内膜に着床してしまった段階で服用しても、妊娠を防ぐことできません。

緊急避妊薬の値段

・ヤッペ法(プラノバール) 費用:2,800円(税込)

ヤッペ法は性交渉後、72時間以内に2錠を服用。12時間後にさらに2錠服用するという方法です。

薬代は安いですが、2回の服用、副作用が出やすいという難点があります。

ノルレボ錠 費用:14,300円(税込)

性交渉後、72時間以内に1錠を1回服用。
値段は高いですが、1回の服用でよく、副作用が出にくいという長所があります。

レボノルゲストレル錠  費用:4,800円(税込)

レボノルゲストレル錠はノルレボ錠のジェネリックのため、安価で手に入ります。

いずれの緊急避妊薬も保険適用されないため、全額自己負担となります。

緊急避妊薬の副作用

緊急避妊ピルを服用すると、一時的ですが気持ち悪くなったり、吐き気をもよおす場合があります。
また、頭痛やめまい、腹痛が起こることもあります。
ただし、通常は、これらの副作用は24時間以上続くことはないと言われています。

まとめ

緊急避妊薬は望まない妊娠を防ぐためには有効な薬であることは間違いないでしょう。

ただ、オンライン診療で簡単に手に入るようになれば、快楽の事後処理として安易に使うケースも考えられます。
いくら副作用が少ないといっても、身体にダメージを与える可能性もあります。

そうしたことを考えても、処方時のルールはより厳格化されるべきではないでしょうか。

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