・画像引用元:日経新聞

売り手市場が続く就活戦線。すでに、5月時点で内定を持っている人が5割を超えたというニュースも報じられました。
そんな中、ネットで批判が殺到しているのが、日経新聞の「内定辞退の正しい伝え方」という記事です。
「直接会って、まず感謝」のがマナーという記事に異論が相次いでいるのです。

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日経新聞の記事

日経新聞の「内定辞退の正しい伝え方」は以下のような内容でした。

まず学生が困っているのが……

・7割近くの学生は内定を保持しながら就活を続けている
・第一志望でなくても第一志望と言って内定をもらっている学生が多い
・企業は内定を出した後、学生の囲い込みをする

その上で、内定辞退の方法について、

・電話やメールではなく、直接会いに行く
・内定をくれたことへの感謝をいの一番に伝える
・担当者に嫌みを言われても素直に頭を下げる

そして、学生に向けて、こうアドバイスしています。
「そもそも入社する可能性がないなら、内定を受諾してはいけない」

ネットの反応

日経の「内定辞退の正しい伝え方」については、疑問の声があがっています。

内定辞退するのに直接会いにいくわけないだろ……。
そもそも雇用関係も結んでないんだから、この段階では就活生と会社の立場は50:50なんだよ。
会社が就活生を選ぶなら、就活生だって会社を選ぶんだよ。

・学生を落とした時はテンプレお祈りメールで済ます癖に、内定辞退には直接会えとか増長し過ぎ。
「採用して家来にしてやっている」という封建的文化の闇。

・日経新聞がずれてる。読者減らすぞ。
内定辞退は早くすべきだが、そんなんでいちいち来られたら担当者もたまったもんじゃないぞ。

・一方的に礼節を尽くせって何様だよ。
礼節がマナーが、、、と騒ぐ輩が一番に礼節やマナーを毀損していることが多い。

・日経、好きだったけど質が低下したな。
採用担当が不採用通知一枚または一通で終わらせるなら、応募側も同じで問題ないはずだ。

・断る時に企業に行く、、、
それは「当方の選択の結果、貴社を落とす結果になりました」
とわざわざ訪れて担当に言いに行くと言う、一種の煽り行為ですね!流石です。

・先日は内定のご連絡を頂きありがとうございました。
脳内で厳正に検討した結果、誠に残念ながら貴社のご希望に添いかねることになりました。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

・若者よ、騙されてはイカンぞ。
こうやって敷居を高くしておくことで、内定辞退を減らそうという魂胆なんだ。
メール1本送れば充分だ。

・引用元:twitter

学生から多く寄せられたのは、
「落とすときはお祈りメール1通なのに。
内定を辞退するときは謝りに行けというのはおかしい」

という声でした。

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内定にまつわる疑問

次に内定を巡って生じる疑問について解説したいと思います。

内定と内々定の違い

「内定」とは、学生が企業から「採用通知」という書面を受け取り、学生が企業に「入社承諾書」を提出することで労働契約が成立した状態をいいます。

「内々定」は口頭で、あるいはメールなどで伝えられることが多く、企業からの口約束のようなものです。
「内定」は内定式で正式な採用通知を受け取るのが一般的です。

ということで、「内定」と「内々定」の違いは、労働契約が成立しているか否かです。
労働契約が成立していなければ法的拘束力は生じません。
したがって、「内々定」であれば、企業も学生も自由に取り消しができます。

内定承諾書提出後も内定を辞退できる?

内定が出た場合、内定承諾書の提出を求められることがあります。
これにサインすると、内定を辞退することができないと思う学生がいるようです。
しかし、内定承諾書には法的拘束力はないため、提出後であっても辞退することはできます。

まとめ

就活学生にとって、内定の有無は一大事です。
複数の内定を取ってじっくりと就職先を決めたいというのが本音でしょう。

今は売り手市場であるだけに、内定を辞退するケースが多くなってしまうのは仕方ありません。
採用する企業の方も内定辞退は想定内のはずです。

そういう意味では、今回の日経の記事は企業寄りだと思わざるを得ません。

学生に不合格通知をするときは「お祈りメール」1通だけ。
にもかからず、内定を辞退するときは「直接会って伝えなさい」
それはおかしいという学生の気持ちはわかります。

内定を辞退することは悪いことでも何でもありません。
電話かメールで十分です。
余計な心配はせず、納得のいく就活をして欲しいと思います。

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