・画像引用元:ヤフーニュース

新しい元号「令和」を迎えましたね。
世論調査では7割以上の人が好感を持っていると回答。
安倍政権の支持率も9ポイントも上昇するという結果になりました。

マスコミも好意的な報道が目立ちます。

そんな中、驚かされたのが、
「令和は英語でBeautiful Harmony」というニュースです。

僕はこれを見たとき、
「何言ってるかよく分からないんですけど」
と、思わずサンドウィッチマンの富澤のようにツッコんでしまいました。

そこで、早速調べてみました。

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誰が令和をBeautiful Harmonyと呼ぶように決めたの?

令和をBeautiful Harmonyと呼ぶように決めたのは外務省。
外国政府に英語で説明する際、こう伝えるよう在外公館に指示したんだそうです。

Beautiful Harmonyは和訳すると、「美しき調和」です。
「和」がHarmonyというのは、わからなくもない。
でも、「令」がBeautifulというのは、超英訳じゃない?

海外メディアは「令和」をどう報じた?

イギリスのBBC放送は「order and harmony」と表すと報道しました。
和訳すると、「秩序と調和」ですね。

ちなみに、令の意味で最もよく使われるのは、commandだそうです。
日本語で「指令」ですね。

また、令は、auspicious(縁起がよい)、goodなどの意味があり、
和はharmonyの意味の他に、peace(平和)を意味することもあるとのことです。

アメリカのAP通信は次のような解釈を載せています。
「令和はpursuing harmony(調和を希求する)といった意味だ。
令はgood、beautiful、和はpeace、harmony、mild(優しい)などの意味がある」

結構好意的な解釈になっていますが、辛辣なコメントも付け加えられています。
「万葉集からの引用は国威発揚を狙う安倍晋三首相の試みを反映している」

一方、ニューヨーク・タイムズ紙は、
「令和はorder and peace(秩序と平和)、auspicious harmony(縁起がよい調和)、joyful harmony(うれしい調和)などと解釈できる」
こう書いた上で、次のように続けています。
「令にはorderやlaw(法)の意味もある。軍事的役割の拡大を主張する安倍内閣が選んだとの指摘もある」

実は、僕が「令和」から受けたイヤな違和感もそこにありました。

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令和の「令」に違和感を持つ人の言い分

「令和」という新元号を最初に見たとき、僕が抱いた違和感が「令」という感じでした。
まっさきに浮かんだのが「命令」という言葉。

「令和」と言われると、みんな1つになれと命令されている気分になったのです。
しかし、発表当初は「礼賛」する声ばかりが目立ちました。

自分のように思う人はいないのか?

そう思ってネットを調べていて、見つけたのが、社民党の又市党首のコメントでした。
「『令』は『命令』の『令』であり、安倍晋三政権の目指す国民への規律や統制の強化がにじみ出ている」

そして、こうも述べていました。
「元号とは、古代中国において帝王が時間を支配することを目的として作られたものであり、本来的に非民主的な制度だ」

いかにも左翼的な反応ですが、同じような違和感を持ったのは与党自民党にもいました。
その人物とは、石破元幹事長。

「違和感がある。『令』の字の意味を国民が納得してもらえるよう説明する努力をすべきだ」
石破氏は社民党の又市氏と似たような感覚を持っていたようです。

ちなみに、音楽家の三枝成彰氏や映画監督の井筒和幸氏も同じ様な懸念を口にしていました。

さらに、調べていくと、歴史学者で東京大学史料編纂所の本郷和人教授がこんな指摘をしていました。
「『令』は上から下に何か『命令』する時に使う字。国民一人ひとりが自発的に活躍するという説明の趣旨とは異なる」

そして、「巧言令色」という言葉をあげて、こうも述べていました。
意味は「口先がうまく、顔色がやわらげて、人を喜ばせ、媚びへつらう」

イヤー結構辛辣ですよね。

まとめ

僕はそもそも元号は別に必要ないと思っているので、ついつい水を差すようなことばかり書いてしまいました。
実際7割の人が「令和」を評価しているという調査もあるので、僕のように思うのは少数派なんでしょう。

いずれにしろ、決まったものにあれこれ文句を言っても始まりません。
どんな元号であるかよりどんな時代にするか。
それが大事なのではないでしょうか。

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